内容説明
沖縄を発祥とする徒手武術を整理体系化し、史上初めて空手流派(剛柔流)として確立した人物、宮城長順の実践理論を詳解。スポーツ化された現代の空手とは一線を画す、武道空手の原点を提示。
目次
第1章 沖縄空手の成り立ち(沖縄空手の原型;沖縄の歴史と空手)
第2章 宮城長順と剛柔流空手(宮城長順の足跡;剛柔流空手の基本構想;試合方式の創作;空手指導法とその組織化;術技の改良;普及型の創作)
3 型、解裁の原理(空手の型の成り立ち;型、解裁の手順)
第4章 剛柔流の憲法―基本型・三戦(型・三戦への誤解;三戦の術技;基本形・三戦)
第5章 各種術技と補助運動(剛柔流の術技;補助運動;器具補助運動)
著者等紹介
玉野十四雄[タマノトシオ]
沖縄空手道剛柔流国際尚礼館館長。1942年、東京生まれ。剛柔流空手道開祖・宮城長順の直弟子、渡口政吉に18歳より師事。1969年から13年間、ニューヨークのロックフェラー・センターに道場を開く。その後6年間はミラノに道場開設。現在、フランスにて指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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