内容説明
パワー重視の極真空手で初期から活躍してきた著者が中国武術・大東流合気柔術・沖縄空手等の伝統武術から見出した「柔の術理」により、武術空手の真髄へ踏み込んだ!フルコンタクト空手、伝統空手はもちろん、あらゆる武術探求者必読の1冊。
目次
極真空手の時代
太気拳に打ち込んだ10年
中国武術の迷宮へ
相手を無力化する大東流の合気
大東流から見えた武術共通の理
易筋経に学ぶ武術的身体の作り方
易筋経で読み解く八卦掌の秘密
三戦のルーツ、鳴鶴拳の「八歩連」
柔の鍛練で接近戦を制する鳴鶴拳
極真の源流、柔も備えた沖縄剛柔流〔ほか〕
著者等紹介
西田幸夫[ニシダユキオ]
極真空手七段、大東流合気柔術師範五段、琉球古武術師範五段、沖縄剛柔流範師九段。極真空手創始者・大山倍達総裁の亡き後、極真会館の日本代表及び世界代表を務める。1999年、極真空手清武会を発足。パワー重視だった稽古・技術体系に中国武術・大東流合気柔術・沖縄空手を取り入れ、生涯にわたって追求できる空手を確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Dai(ダイ)
17
どうすれば?の答えは一切無かった。泳げない人に対して、オリンピック選手が泳いでる写真を見せても泳げるようにはならないであろう。 「私はこんなにたくさんの武道を極め、こんなに歳をとっても強いのだ!すごいだろ?」という副題に変えるべきである。2014/09/18
mat
0
かなり広範囲に研究し修行されているのが良く解る。2017/09/14
越部社長
0
深遠すぎて、極意の技術的なことはさっぱり理解出来なかったが、筋力に頼らない武術を生涯かけて追求するという哲学には、畏敬の念を抱きました。2022/08/10