内容説明
20年前に行われ、当時の武道家達の「武道観」や「武勇伝」など貴重な証言を得られながらも、これまでその内容が世に出されることはなかった幻のインタビュー集を公開。そして、そこに顕れる武道の極意(こたえ)を解説する。
目次
合気道・斉藤守弘先生に聞く(合気道は戦後植芝盛平により成立した;「気」とは何か ほか)
合気道・植芝吉祥丸先生に聞く(「戈を止める」から「大の兵法」へ;植芝盛平は心の道を立てた武道家 ほか)
和道流武道空手と創始者・大塚搏紀名人(武道VSスポーツ論争;武道空手(技術)がなぜ忘れられたのか)
アンケート集 武道家たちの語る体験談・武勇伝(空手道;柔道 ほか)
アンケート結果と「空手の理」
著者等紹介
柳川昌弘[ヤナガワマサヒロ]
空手家。1939年12月9日生まれ。1958年、東京理科大学と同時に和道会に入門。1967年より全日本空手道連盟和道会柳川道場を主宰。海外武者修行も行う。1970年、防衛庁にて藤平光一の神技を見て、自らの空手家としての志を決める。同年、和道流初代宗家・大塚先生の元で修行後、最上荷山大荒行入行、僧籍に入る。現在も柳川道場で初代・大塚先生に学んだ武道空手を修行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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