内容説明
近代最強の武術家“神槍・李書文”から伝わりし八極拳の正伝を継承する、霍文学老師による書き下ろし。鍛錬法や“口訣”など、門外にはほとんど知られることのなかった要訣を公開。ラストエンペラー・溥儀の随身侍衛(側近護衛官)・霍慶雲公の八極小架を含む貴重写真を大量に含む、計450点以上収録。
目次
基礎知識編
内功編(霍氏八極拳と達磨老祖の『易筋経』について)
理論編(習練について知っておくべきこと;姿勢の練法要領;霍氏八極拳の特徴;習練の四忌;攻防要領)
技術編(霍氏八極拳の基本功;霍慶雲八極小架動作;八極応手拳)
著者等紹介
霍文学[カクブンガク]
1938年、吉林省長春市に生まれる。原籍は河北省滄州南皮県。清朝最後の皇帝溥儀の武術教師、霍殿閣の孫にあたる。大学卒業後、家伝の武術に対する研究を深め、文武を兼備し、「武学大師」と称される。かつて中国人民解放軍某師団において武術教官を務め、八極技芸を軍に伝え、部隊長の表彰を受けた。武術界の友人と広く交際し、伝統武術発展の体計について深く討論している。国内外で教授し、カナダ、イタリア、日本に数百名の生徒を持つ。現在、中国民間武術家連誼会副会長、北京精武武術運動発展センター顧問、中国八極拳香港総会顧問、北京武術協会八極拳研究会名誉副会長などの要職を務める
渡辺宏明[ワタナベヒロアキ]
1959年、福島県生まれ。國學院大学文学部文学科卒業。中国武術に興味を持ったことから、中国語・中国文学を学ぶ。東京都立大学大学院博士課程中退。現在、高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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