見出された縄文の母系制と月の文化―“縄文の鏡”が照らす未来社会の像

個数:

見出された縄文の母系制と月の文化―“縄文の鏡”が照らす未来社会の像

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ A5判/ページ数 536p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862090836
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C1021

内容説明

原始、女性は「太陽」をも統べる、輝く「月」だった。高群逸枝の女性史研究を継承し、先史縄文に“母系・母権”と“月の文化”、“コモンの社会像”を見出した著者の、生涯をかけた研鑽の足跡をつづる大著。バッハオーフェン、モルガン、エンゲルスにはじまり、以後の人類学の流れをたどり、さらには最新の考古学、歴史学、神話学、国文学、DNA研究、海民研究、アイヌ研究の業績を批判的に読解し、母系・母権的な縄文の社会と文化を描く「高良女性史論」の到達点。

目次

第1部 母系制と母権制、神話との出会い―歴史の真実を求めて
第1部続篇 月に捧げる日本の動物供犠とその禁止―縄文時代から天武の禁令まで
第2部 DNAの研究により見出された縄文の母系制社会
第3部 「海民」文化と、母系制が存在した関東東南部の先史・古代文化を探る
第3部続篇 アイヌ民族を考える―縄文人に最も近い人々
第4部 北九州の母系制社会の周辺文化を探る
第5部 世界でも独特な縄文の社会と文化―生産手段を共有し、農耕を本格的に拡大しなかった。この時代の大半は母系制の可能性
第6部 未来社会の可能性を探る―性別役割分業の克服、生産手段の共有

著者等紹介

高良留美子[コウラルミコ]
詩人・評論家・作家。女性史研究者。1932年、東京生まれ。東京藝術大学美術学部、慶應義塾大学法学部に学ぶ。1962年、詩集『場所』により第13回H氏賞、1988年、詩集『仮面の声』により第6回現代詩人賞、2000年、詩集『風の夜』により第9回丸山豊記念現代詩賞を受賞。10冊の詩集と3冊の選詩集を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品