平凡社ライブラリー<br> 怪獣談―文豪怪獣作品集

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平凡社ライブラリー
怪獣談―文豪怪獣作品集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582769845
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

ゴジラ、モスラ、ラドン……大怪獣が夢の饗宴!
武田泰淳、香山滋、光瀬龍ら、怪獣と特撮映画を愛してやまない文豪たちによる小説、随筆のほか、東山魁夷×三島由紀夫による往復書簡も収録。
怪獣文藝史上、不朽の名作の数々がここに集結!

【目次】
小説篇
怪獣絵物語?マンモジーラ 香山滋・文/深尾徹哉・絵
「ゴジラ」の来る夜 武田泰淳
発光妖精とモスラ──【上】 草原に小美人の美しい歌声 中村真一郎
発光妖精とモスラ──【中】 四人の小妖精見世物となる 福永武彦
発光妖精とモスラ──【下】 モスラついに東京湾に入る 堀田善衞
怪奇科学小説?ラドンの誕生 黒沼健
S作品検討用台本(『獣人雪男』) 香山滋
マタンゴ 福島正実
マグラ! 光瀬龍

随筆篇
思い出の「マグラ!」 光瀬龍
『ゴジラ』ざんげ 香山滋
怪獣談 香山滋
科学小説 花田清輝
東山魁夷×三島由紀夫「知友交歓」(往復書簡)より
怪奇空想映画療法 東山魁夷
東山魁夷×三島由紀夫「知友交歓」(往復書簡)より
「子供っぽい悪趣味」讃 三島由紀夫

編者解説

内容説明

ゴジラ、モスラ、ラドン…大怪獣が夢の饗宴!武田泰淳、香山滋、光瀬龍ら、怪獣と特撮映画を愛してやまない文豪たちによる小説、随筆のほか、東山魁夷×三島由紀夫による往復書簡も収録。怪獣文藝史上、不朽の名作の数々がここに集結!

目次

小説篇(怪獣絵物語 マンモジーラ(香山滋・文/深尾徹哉・絵)
「ゴジラ」の来る夜(武田泰淳)
発光妖精とモスラ―“上”草原に小美人の美しい歌声(中村真一郎)
発光妖精とモスラ―“中”四人の小妖精見世物となる(福永武彦)
発光妖精とモスラ―“下”モスラついに東京湾に入る(堀田善衞) ほか)
随筆篇(思い出の「マグラ!」(光瀬龍)
『ゴジラ』ざんげ(香山滋)
怪獣談(香山滋)
科学小説(花田清輝)
東山魁夷×三島由紀夫「知友交歓」(往復書簡)より 怪奇空想映画療法(東山魁夷) ほか)

著者等紹介

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学文学部卒業。アンソロジスト、文芸評論家。1982年から「幻想文学」、2004年から「幽」の編集長を歴任。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞[評論その他の部門]受賞)ほかがある。また近年は児童書の企画監修も手がけ、ますます活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

42
怪獣好きには溜まらない短編集。更には特撮映画における異色な傑作、映画『マタンゴ』(まだ、観てない・・・)を小説化したものも収録されており、豪華だ。それにしても『マタンゴ』は徐々に人間関係がドロドロしていく様子が島の異様さの正体と合わさり、何とも言えない嫌な気持ちにさせてくれる傑作だと確信しました。3人のリレー小説式で小美人とモスラの関係性を描く「発行妖精とモスラ」は繋げ方が巧いし、作者たちが名を変えて作中に登場していたりするサプライズも楽しい。「ゴジラの来る夜」は花田清輝氏に散々な評だが個人的に一番、好き2025/05/05

クリフトン

2
「ラドン」も「モスラ」にしても映像には小説は分が悪い そこから逃れるには「ゴジラの来る夜」のようなものになるのだろう 花田清輝氏 東山魁夷氏 三島由紀夫氏らの随筆書簡も貴重なものと思う また戦後現れた怪獣たちは 遂に顕現することのなかった「神風」の陰画でもあったのでないかしらなどとも近頃考えたりする2025/04/23

金吾庄左ェ門

2
冒頭の「怪獣絵物語マンモージラ」の少年社長で出鼻をくじかれる面白さでしたが、一番面白かったのは「怪奇科学小説ラドンの誕生」でした。ラストが映画とは違います。『マグラ!』もゴジラへの対抗意識を感じさせます。最近書かれた作品は一つもなく、どの作品も1950年代から60年代に書かれたものでした。2025/03/18

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