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内容説明
父が綴るダウン症児の子育ち日誌。ゆっくりと育つ“あゆ”の歩みのなかに、「ほんとうのこと」がある…。あゆむは他人の感情の起伏を読み取ることが上手い。怒りや悲しみに寄り添ってくれ、ささくれ立った気持ちにもそっと手を伸ばしてくる。一緒に暮らしていると助けられたり、ほっとしたりする。いい奴だなと思う。―16歳。あゆむは、自分の人生を自分の足で歩みだしている。
目次
1章 突入!赤ちゃんのいる世界(生まれたときのこと;心臓の手術 ほか)
2章 ふたりの保育園児(息子を比べるという問題;成長過程で見えるもの、見えなくなるもの ほか)
3章 小学生のプライド(美術館に行こう!;衣食足りて親となる ほか)
4章 はっきり見える 自己主張(失敗でつく「力」;ひとり暮らしへの道 ほか)
著者等紹介
広岡真生[ヒロオカマサオ]
1973年生まれ。一橋大学卒業後、1998年に川崎市役所入庁。生活保護や児童虐待策などの福祉分野、広報系分野に携わり、2020年より健康福祉局で災害対策・コロナ対策を担当。ダウン症児の長男が活動するダンス教室では、運営母体のNPO法人の運営にも関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。