反復する声音 - ガートルード・スタインの遍歴

個数:

反復する声音 - ガートルード・スタインの遍歴

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862090164
  • Cコード C1090

出版社内容情報

◎処女作『Q.E.D.』から出発し、「メランクサ]を経て、表現の実験は、小説、散文詩から戯曲、オペラへと拡大していった。
◎セザンヌ・ピカソと同時代を共有し、その前衛思考に触発されながら、言語実験へむかった。最後に到達した「反復する声音」。初原の世界へと反転する遍歴を描く。

【書評】
《スタインの「反復」がやがて一種の呪術的な「呪文」へと発展してゆく作品に『アメリカ人の成り立ち』が位置づけられるが、「反復」は原初的なコトバの霊力を蘇らすための究極の文体なのだと結論に迫る》(小堀隆司氏評、『週刊読書人』2007年6月29日号)

【目次】
一.『これで証明終わり Q. E. D.』―「あるがままのこと」を求めて/二.「メランクサ―「根本的な性質Bottom Nature」を求めて/三.「メランクサ」2―音声としてのコトバの力学/四.文学的肖像―造形美術との比較から/五.スタインが見た二〇世紀―『やさしい釦Tender Buttons』を中心に/ 六.「戯曲」の始まり/七.スタインの描く「風景」 /八.呪文としての文学―『アメリカ人の成り立ち』の場合

【著者紹介】
1960年埼玉県生まれ。英文学専攻。駒澤大学大学院人文科学研究科博士課程満期終了。現在、駒澤大学、日本大学、城西大学非常勤講師。曹洞宗住職。