出版社内容情報
●多くの読者をえた日本ナショナルトラストの『自然と文化』が終刊となり、同誌を主宰してきた眞島建吉氏により、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の企画協力をえて新たにスタートした文化人類学の「現在」的特集の冊子。年2回刊。杉浦康平事務所の斬新なデザイン協力をえて刊行。
●呪文はタダ唱えればいいというものではない。そこにはことばの力と声の二つの力を獲得しなければならない努力がいる。西アフリカから中東、東南アジア、東アジアからの報告を収録。
1. 奄美の大工・船大工の祭儀と呪文………… 松尾恒一
2. 台湾の呪文………………………………… 松本浩一
3. 雷鳴・喪失・復讐…………………………… 真島一郎
4. マダガスカルにおける呪文……………… 深澤秀夫
5. タイにおける呪文……………………………加藤眞理子
6. 呪文:ジャワ人の生活のなかで……………宮崎恒二
7. 真言・マントラ・イスティアーザ…………… 小西正捷
8. 声と言葉の力……………………………… 内堀基光
9. 中東イスラームにおける呪文…………… 堀井聡江
目次
奄美の大工・船大工の祭儀と呪文―建築・造船儀礼をめぐって
台湾の呪文
雷鳴・喪失・復讐―ダン族の邪術“ス”
マダガスカルにおける呪文
タイにおける呪文
呪文―ジャワ人の生活のなかで
真言・マントラ・イスティアーザ―日本と南アジアに見る呪文
声と言葉の力―ボルネオ・イバンの祭文をめぐって
中東イスラームにおける呪文―雨乞いを中心に
アジア・アフリカ言語文化研究所プロジェクト紹介(1)資源人類学
フィールド報告に期待する
幾かえりも同じ処を眺めて居る者
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