内容説明
あいさつが苦手な子は、『なけないちっちゃいかえる』で、ハッキリと声が…。ヤンチャな子は、『おかあさん、げんきですか。』で、思いやりの大切さを…。「どうせ、できっこない」のあきらめ顔が、『さとりくん』で、気持ちを前向きに…。東京・中日新聞コラム「子育て相談」で人気の著者が、わが子の悩みをスッキリ解消。
目次
第1章 誰にだって手に入る、絵本の“魔法の力”
第2章 絵本の“ぬくもり効果”で、びっくりするほど成長!
第3章 Q&A児童編1―この絵本を読んで、心のスイッチをいれよう
第4章 Q&A幼児編―小さな個性を伸ばすために、読みたい絵本
第5章 Q&A児童編2―優しさとたくましさを育むために、読みたい絵本
第6章 Q&A両親編―ママやパパがこんなときは、どんな絵本がいいの?
著者等紹介
あきひろ[アキヒロ]
本名、杉本昌弘。1965年、三重県生まれ。25歳のころより、絵本の世界にとびこむ。日本全国を北から南まで、保育園・幼稚園、小・中・高等学校、大学、図書館、企業研修会などで、絵本片手に、講演やイベントなどを行ない、一年のほとんどを、子どもたちや、保護者の方たちとすごす。また、人々が抱くさまざまな心の悩みに対し、おもに絵本で処方する、日本初のブックドクター(絵本処方家)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
6
子育ての悩み、問題を、薬を処方するように絵本で癒そう〜というコンセプトによる絵本のガイドブック。絵本の紹介をしている本というのは、本当にたくさん出てきてるなぁと思う。絵本のプロが選ぶものだったり、保育士さんが選ぶものだったり、普通のお父さんお母さんが選ぶものだったりで、結構中身が違います。絵本のガイドブックを選ぶときは、編者との相性が大事ですね。2009/09/17
しろくま
5
さまざまなシーンで読み聞かせをしてきた著者。説得力があり、とても参考になりました。因みに関西弁で書かれていて、軽快な感じです。人見知りの子に。ヤンチャな子に。赤ちゃん返りに。いじめ、思春期、戦争、恋愛、誕生日などに効く本が紹介されています。絵本にはすごい力があるのだと改めて感じました。読んでみたい本もたくさん増えました。巻末のおすすめ絵本、心の栄養となる絵本もぜひ読んでみたいです。2016/09/17
morgen
1
往年の名作絵本ではなく、最近の絵本から紹介しているようで、知らない本ばかりだった。本の紹介だけでなく、お母さん向けのアドバイスがよかった。子どもは親のことをよく見てるから、言動には注意せねば(苦笑)2013/07/26
ちいさな図書館
1
教室などで読み聞かせるより、家庭などで1対1で読み聞かせたい絵本のブックガイド。関西弁で書かれた、親目線の温かい言葉に子どもと接する時の原点を感じた。自分が親になった時にまた開きたい一冊。2009/08/12
ふむふむ
0
子ども図書館2014/08/01