内容説明
2012年は、ユネスコが1972年に世界遺産条約を採択して40年、日本が世界遺産条約を締約して20年となる節目の年。世界遺産の持続可能な発展の為には、地域社会が世界遺産とどの様に向き合っていくべきなのか、その役割とあり方が問われている。本書は、日本の世界遺産と暫定リスト記載物件を総集した。
目次
日本の世界遺産概説(遺産種別・地域別の数;登録面積と登録基準;世界遺産登録の歩み;分布図(含む暫定リスト記載物件) ほか)
日本の世界遺産 各物件の概要(知床;白神山地;平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群
日光の社寺 ほか)
日本の世界遺産暫定リスト記載物件 各物件の概要(武家の古都・鎌倉;富士山;富岡製糸場と絹産業遺産群;長崎の教会群とキリスト教関連遺産 ほか)
著者等紹介
古田陽久[フルタハルヒサ]
世界遺産総合研究所所長。1951年広島県呉市生まれ。1974年慶応義塾大学経済学部卒業。15年間の総合商社勤務を経て、1990年にシンクタンクせとうち総合研究機構を設立。専門分野は世界遺産制度論、自然遺産論、文化遺産論、危機遺産論、世界無形文化遺産論、日本の世界遺産、世界遺産教育、世界遺産と観光、世界遺産とまちづくり等
古田真美[フルタマミ]
世界産遺総合研究所事務局長。1954年広島県呉市生まれ。1977年青山学院大学文学部史学科卒業。1990年からシンクタンクせとうち総合研究機構事務局長。1998年から世界遺産総合研究所事務局長兼務。広島県景観審議会委員、NHK視聴者会議委員、広島県放置艇対策あり方検討会委員などを歴任。専門分野は世界遺産入門、日本の世界遺産(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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