感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん06
16
他の歌人の方々との対談や、座談会の様子、牧水賞受賞に際し贈られた講評、代表歌300首、ご本人によるエッセイや自歌自注など、盛り沢山の内容だが短歌に日頃親しむか、詠む人でないと難しい内容が多い。私には難しかった。歌集はあまり街の書店では見かけず価格も高めなので、代表歌がまとめて読めるのはありがたい。短歌での日常の切り取り方に、なぜこんなふうに切り取って表現できるのかと唸ってしまう。2020/05/31
双海(ふたみ)
15
歌とサイエンスの世界をともに第一人者として疾走してきた著者。今回改めて詳しく読んでみて頭の下がる思いがしました。私も社会人の端くれですが、二足の草鞋を想像すると「それはちょっと無理では・・・?」と思ってしまいます。覚悟が違うのでしょうね・・・。インタビューでどんな人ですか?という質問に一言「我慢の人」と答えておられるのも納得。2019/09/08
はち
4
このシリーズは比較的安価で、歌人の実像に迫れると思う。インタビュー、鼎談、300首選…。やはり永田さんは超人だなぁ、と改めて思う。300首選は少しバランス悪い気がしたけど、饗庭は良い歌集やからええか。2015/06/23