感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
27
#感想歌 山中のリズム感は楽しいね千恵子の第三句は気にしない 文学の上で戦うことよりも日本の歴史の上で戦お 戦後派の歌人知らない僕らはね新人類で戦争知らない 土屋文明万葉集私注だか支柱なんだかとにかく読もう2017/04/28
太田青磁
4
短歌は時間の描写に適した詩型である・言葉が助辞によってなめらかに接続される。それによって、そこに立ち現れてくる作者の心理的な時間の流れ・成熟した歌人は、そのようにして歌の器にふさわしい感情の量を見極めてゆく・近代短歌における写実や写生の理念を支えてきた「辞」の力が、二十世紀後半の五十年間を通じて急速に衰えたからである・このような作品を見ると、同集団・同世代の人々が作り出すエコールがいかに強いものであるかを感じずにはいられない・短歌では、寂しさと、安らかさを、こんなふうに同時に表現できるのだ2016/10/03
浦和みかん
4
塔所属ゆえアララギの流れに関心をもっているので読んだ。前提として私は知識量が少ないが、評論のよいところは、論を引用の歌と並べて読むことで作者性の断片を見られることである。本書に出てきた歌人はこれをきっかけにしてより深く読みたい。2016/08/21
すずき
3
登録数が少なすぎてびっくりする。もっと短歌評論が読まれても良いのではないか。 所属してない歌誌に掲載されたものをこうして単行本にまとめてくれるのは本当にありがたいことである、青磁社にはどんどん出して欲しい…。大辻氏にはこれからもどんどん書いて欲しい。 釈迢空単独で一章充てられていることに驚き、大変面白く読んだ。2019/06/23
kei
0
☆☆☆☆2010/01/15
-
- 洋書
- Angel (2ND)
-
- 和書
- 窓からの眺め 文春文庫