内容説明
「フォトモ」などで写真の新しいかたちを発表し続ける美術家・糸崎公朗の新作写真手法“デジワイド”は、画角180度の円周魚眼レンズ(ドアスコープを利用)をつけたコンパクトデジタルカメラを使い、都会に棲息する小さな昆虫の世界を画面いっぱいに大きく写し出し、昆虫のみならず背景の環境にまでしっかりピントを合わせて撮影した、まったく新しい“東京昆虫写真集”です。
目次
ハラビロカマキリ
セマダラコガネ
アキアカネ
ハチモドキバエの一種
コアシナガバチ
ホタルガ
イチモンジセセリ
テングチョウ
ハエの一種
キイロホソガガンボ〔ほか〕
著者等紹介
糸崎公朗[イトザキキミオ]
1965年長野県生まれ。東京造形大学卒業。美術家・写真家。「非人称芸術」という独自の概念を提唱し、写真を素材にした作品を製作。個展、グループ展、ワークショップなど多数。「昆虫ツギラマ」でコニカ・フォトプレミオ2000年度大賞受賞。「フォトモほか一連の活動」で第19回東川賞新人作家賞受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。