内容説明
古より朝鮮半島に伝わる言葉。この世で最も恐ろしい者、この世で最も強大な者、それがエビだ。「エビが来る」と言えば誰もが押し黙り、子は泣きやみ、草木はしおれ、風はやむ…これぞ最高の悲・喜・劇。
著者等紹介
薄井ゆうじ[ウスイユウジ]
1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て、『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。『樹の上の草魚』で第15回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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