- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
岡本敏子が語るはじめての太郎伝記。
目次
子ども時代―父一平・母かの子・太郎(黒い太陽;一平とかの子 ほか)
“岡本太郎になった”フランス時代(パリへ;民族学との出会い)
時代の寵児として大爆発(帰国;中国戦線へ ほか)
日本再発見の旅(縄文土器「発見」;沖縄へ ほか)
2極の大作『太陽の塔』と『明日の神話』(EXPO’70―日本万国博覧会;『明日の神話』)
著者等紹介
岡本敏子[オカモトトシコ]
1926年~2005年。1947年東京女子大卒。岡本太郎の秘書及び養女として約50年間あらゆる制作に立ちあい、取材に同行、口述筆記を続ける。財団法人・岡本太郎記念現代芸術振興財団理事長をつとめ2005年4月に急逝
篠藤ゆり[シノトウユリ]
国際基督教大学卒業後、コピーライターとして広告代理店に勤務。退社後、世界各地を旅する生活を経て、1991年『ガンジーの空』で海燕新人文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コダマ@ようやっとる!
11
まるで本人が語っているような内容で岡本太郎氏の人生が語られている。1つの1つのエピソードが本人が語るよりも深く詳しく細かく描かれているのは、一般的なフィルターを通して見た場合とでは感覚が異なるからだと思う。また、中でも解説されているが、自分の辛い部分を笑い話にしてしまっているところで、父親の放蕩さ、母親の奔放さ、イジメの過激さ、環境の変化など、実際はもっと壮絶な人生だったと言う話が盛り込まれているところが本書の魅力だと思う。2020/08/14
なおっちゃん
2
敏子さんの目線で岡本太郎について年代ごとに丁寧につづられている。また読み返してみることで敏子さん太郎さん二人の思想を知ることができる2014/04/14
たくろう526
1
岡本太郎の生い立ち、活動、思想と残した言葉。とにかくエネルギーの塊で強い信念を持っていた。濃い人生、やり切った感が伝わって来る。もっと岡本太郎が知りたくなった。2022/11/19
ユヤマ
1
敏子さんという、菩薩のような優しさと賢さと太郎氏へのあふれるほどの尊敬の念に満ちた女性の、岡本太郎賛歌。2013/10/07
ramo
0
人間として真正面に生きているか。自分が何をしたいのか。何を伝えたいのか。やるからエネルギーが生まれるんだ。言葉もひとつひとつ熱い。それでいて純粋だから、人を惹き付ける力があるのだろうな。2017/02/07