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内容説明
親子三人の一年余りの事柄を書き上げた家族崩壊の記録。
目次
荒れ狂う嵐の中で(桜田門の秋;由香里前史;闘いの始まり)
安らぎの場を求めて(動く点を追って;十時、十時)
街で生きる(街で生きる;由香里の中へ)
明日に向かって歩く(かたつむり;兆し)
家族列車(悪いのは私;家族列車)
著者等紹介
穂積隆信[ホズミタカノブ]
1931年静岡県生まれ。俳優。俳優座養成所第3期生。テレビ・舞台・映画・アニメなどでこれまで多数出演し現在も活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばしこ♪
4
何気なく手にしたこの本がドラマ化されているなんて。是非見てみようと思う。子を思う親の葛藤。子育てに正解はない。子供だって十人十色。反抗期がないのは怖いけど、反抗期と上手に向き合わねばならないであろう。2017/10/10
すずりん
3
1980年代、当時ベストセラーになっていた。有名俳優の娘が13歳で非行に走り、親子の葛藤をリアルに描いている。非行に走る原因はみんな些細な事なのだろう。時代が違えばまた違った成長をしたかもしれない。2023/02/27
猫又寅男
3
正月暇だったので実家の本棚から見つけてきた。13歳やそこらの女の子がいきなり外泊、シンナーなどシャレにならない非行に走る。理由がちゃんと描かれていないのでひたすら悪い方向に突っ走る娘を理解できないし、とても我が家には起こり得ない話過ぎて親の側の気持ちもイマイチ理解できなかった。親は竹江さんというアドバイザーの言う事を鵜呑みにしてるだけで、なぜそうするべきなのかを自分の頭で考えていない。それで見かけの言動が変わっても、親が自分を愛してくれていると娘が思うとは思えないけどな。2018/01/02
あさぎ
1
専攻の本棚から読み始めたけど、荒れる子供と全力で向き合うことの難しさについて考えた。欲しいものを与え、子供のいうことを聞いておけば親も子も楽だろうけど、それでは子供は社会で生きていけるようにならない。子供を育てるって本当に難しい。逃げずに最後まで立ち向かったご両親に感服。2021/01/19
Matantan
1
タイトルは知ってても中身は知らず...。 読んでて鳥肌が立ったり。 ゾッとしたり。 自分が親になった時、子供が非行に走ったらこんな対応できるかな...と。2018/10/27