内容説明
あのライバルとの激闘、伝説の“NO MAS”事件etc.時に無類のやさしさも見せる、粗暴で奔放な愛すべき野生児。ボクシング史上最もワイルドな怪物のすべて。
目次
飢餓
ファイター
パパ・エレタ
ストリート・ファイティング・マン
二人の賢者
スコットランド人王者
左フック
リベンジ
石の拳
「感情なき男」
エステバンと妖術師たち
「解き放たれた怪物」
マッチョ
「ノー・マス」
バーの王様
王の帰還
贖罪
ヒットマン
「俺はデュランなんだ」
終わりなき戦い
ラスト・ソング
著者等紹介
ジューディージェイ,クリスチャン[ジューディージェイ,クリスチャン] [Giudice,Christian]
1974年生まれ、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身。「Boxing Digest」や「Fightnews.com」など多くの新聞や雑誌、Web媒体に寄稿しているフリーランスのスポーツライター
杉浦大介[スギウラダイスケ]
1975年生まれ、東京都出身。高校球児、アマチュアボクサーを経てスポーツライターに。1999年からアメリカ・ニューヨークに在住し、ボクシング、野球(MLB)、バスケットボール(NBA)を中心に全米を飛び回り取材、専門誌や各種Web媒体に寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加藤ヨシキ
2
「ノー・マス」事件以降の再起と、その後の悲哀が良い。こういう不器用な天才は大好きです。2014/07/10
TK39
1
前に買って積読本になっていたが、ついに読み終える。80年代中頃のレナード、ハーンズ、ハグラーとの対決を楽しみにしていたのを思い出す。中でもデュランをひいきにしていた。その時代を知っている人が読むには良い本かと。 なかなかこんなボクサーは出ないかと。ナンバーが発売した4人の戦いをまとめたビデオも持っているが、これも俊逸。昔はナンバーも今のようなサッカー中心ではなく、この4人の死闘をまとめたビデオなんかも発売したりと良いスポーツ誌だったなと思う。2017/05/01
SU
1
まさに破天荒。そして、金の為に闘った現役晩年は悲哀を感じました。主要試合をもう一度、映像で再確認したいと思います。2013/05/25