内容説明
意外な傑作、名作が目白押し。求めていた本に必ず出会える!本物の競馬より面白い!文学、ノンフィクション、ミステリー、SF、馬券本等あらゆる競馬関連作品を読み漁ること40年。書評家北上次郎のライフワークとも言える一冊。
目次
第1章 競馬はいつもふいにあらわれる(ラグビーボールの時代/『プレーンソング』保坂和志(中公文庫)
戦前の競馬がよみがえる/「女は幻し」舟橋聖一(別冊小説新潮1958年4月号) ほか)
第2章 海外小説に見る競馬のかたち(ボンドは東京競馬場に行ったか/『007は二度死ぬ』イアン・フレミング(井上一夫訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)
メキシコの競馬/『最終レースに賭けろ』ウィリアム・マレー(佐和誠訳/角川文庫) ほか)
第3章 ミステリーからSFまで(二十二世紀にはどうなっているか/『競馬の終わり』杉山俊彦(徳間書店)
平安時代の「くらべうま」/『宿神』夢枕獏(朝日新聞出版) ほか)
第4章 さまざまな楽しみ方を考える(古い話が大好き/「歴史散歩」田島芳郎(競馬ブック)
馬書を集めた人の本音/『ぜんぶ馬の話』木下順二(文春文庫) ほか)
巻末対談 高橋源一郎×北上次郎「活字競馬究極の五冊を決める!」
著者等紹介
北上次郎[キタガミジロウ]
1946年東京生まれ、明治大学卒。1976年椎名誠と本の雑誌を創刊、2000年12月まで発行人をつとめる(本名の目黒考二で)。競馬週刊誌「ギャロップ」の創刊号から「馬券の真実」を連載(これは藤代三郎名義)。『冒険小説論』(北上次郎名義)で日本推理作家協会評論賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葛
mock-shiki
Taka Taniya
uk