内容説明
地球環境を守り、安心・安全な食べものを生産し、SDGsと生物多様性を実現し、いのちを大切にする社会を創ることで、地域を元気にする持続可能な農業の全体像を詳述。研究者・農政関係者・生産者・普及指導員・新規就農者に向けた有機農業の決定版。
目次
第1部 持続可能な農業としての有機農業(有機農業とは何か;日本と世界の有機農業;農の本質を抱きしめていく有機農業―足元に広がる農学のフロンティア;人と人・土がつながり合う社会を目指して;有機農業を支える持続可能な種子システムを考える;持続可能な農と食をつなぐ仕組み・流通;多様な農の担い手;有機農業と地域づくり)
第2部 代替型有機農業から自然共生型農業へ(有機農業と環境保全;多様な植生と共生型管理へのアプローチ―草を活かす技術、草を生やさない技術;土壌生態系の管理;植物共生菌による省資源型栽培;作物圏共生微生物による病虫害防除;生態系サービスを活用した減農薬・有機栽培での害虫管理;持続可能な農業のモデル)
第3部 21世紀を担う有機農業の姿
著者等紹介
澤登早苗[サワノボリサナエ]
1959年生まれ。恵泉女学園大学人間社会学部教授。専門:園芸学、食農教育論
小松〓将一[コマツザキマサカズ]
1964年生まれ。茨城大学農学部教授、農学部附属国際フィールド農学センター長。専門:農業環境工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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