出版社内容情報
サンゴ礁を生業の場とする人びとの生活戦略や漁撈技術、資源利用と自然認識・
民俗知識、取引慣行に基づく「情」の経済を…サンゴ礁を生業の場とする人びとの生活戦略や漁撈技術、
資源利用と自然認識・民俗知識、
サンゴ礁の資源利用を成り立たせている島嶼コミュニティと
取引慣行に基づく「情」の経済などを、
素潜り漁師の小舟に同乗しての参与観察はじめ
約20年間のフィールドワークから明らかにした労作。
序章 本書の目的と構成
第1章 調査地の概要
第2章 素潜り漁師の自然認識と民俗分類
第3章 素潜り漁師の民俗知識とその運用
第4章 魚が紡ぐ島嶼コミュニティ――「情」の経済と生活戦略
第5章 見えない自然を生きる――自然観と社会的モラリティ
高橋 そよ[タカハシ ソヨ]
著・文・その他
内容説明
サンゴ礁を生業の場とする人びとの生活戦略や漁撈技術、資源利用と自然認識・民俗知識、取引慣行に基づく「情」の経済を、素潜り漁師の小舟への同乗など約20年間のフィールドワークから考察。
目次
序章 本書の目的と構成
第1章 調査地の概要
第2章 素潜り漁師の自然認識と民俗分類
第3章 素潜り漁師の漁撈活動―民俗知識とその運用
第4章 魚が紡ぐ島嶼コミュニティ―「情」の経済と生活戦略
第5章 見えない自然を生きる―自然観と社会的モラリティ
終章 島嶼コミュニティの生存基盤の理解にむけて
著者等紹介
高橋そよ[タカハシソヨ]
1976年生まれ、博士(人間・環境学)、専門:生態人類学。琉球大学研究推進機構研究企画室リサーチ・アドミニストレーター。島をフィールドとした人類学的研究に憧れて、北海道から琉球大学に入学し、伊良部島の素潜り漁師に弟子入りをする。京都大学大学院人間・環境学研究科修了後、米国・東西センターの客員研究員、野生動植物の国際取引をモニタリングする国際NGOトラフィックのプログラムオフィサーなどを経て、現職。琉球大学に勤務するかたわら、琉球列島各地で人とサンゴ礁との関わりをめぐる自然誌の記録に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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