内容説明
「勝利の女神」と謳われ、軍を率いるセルジアン王国の王女アリシアは、突然“世界の終わり”を示唆する神託を言い渡される。その事態を回避するには、敵国オルトの王子で残忍冷酷と噂のレヴィンと、目的地まで昼夜を分かたず行動を共にしなくてはならなくて!?美しくも強引なレヴィンに最初は反発するアリシアだったが―「俺たちは引き離されるわけにはいかない」世界の命運と禁断の恋に揺れる、グランド・ラブロマン!!
著者等紹介
槇ありさ[マキアリサ]
愛知県出身。『星のまほろば』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
7
「瑠璃の・」っぽい。あっちこっち伏線あったし、謎の少年は?けれど、読みやすくてダレなくて面白い、女の子の弱いところと、馬鹿が付く程誠実に生きてる割に突っ張らがって、かわいい。男の子の壮絶そうな宮廷生活もほのみえて冷静げに賢い。これで終わりかなと思わせて次の巻2015/02/28
いわいわし
4
迷いながらも設定買いした新シリーズ第1巻。迂闊なアリシアによく勝利の女神様が務まってたなぁと突っ込みを入れつつも、存外にのめり込んで読了。伏線だらけ謎だらけ、ヒーロー視点が無いからレヴィンの心情も不明。まだここから物語が始まっていくのね、と期待が膨らみます。ただ前作が1巻は勢いがあって面白くても、2巻以降は失速し訳あり設定を収集しないまま終了してしまったので、不安も残ります。あと惜しむらくは表現に幅がないので、ヒーローもヒロインも超絶美形大絶賛が前作同様に食傷気味。どうか良い方向に化けて下さいますように。2015/01/13
加那
4
黒の王子に白の王女。前のシリーズと雰囲気が似てますね。前のシリーズは話の展開が私的に遅くて我慢できずに(男側の秘密で引っ張りすぎ)、未読となったので、今度はどうかなーと。王道展開とはいえ、面白かったですが、主人公、勝利の女神の割に覚悟がないというか、抜けてるというか。冒頭結構かっこいいのに、何故?と不思議。残念。流石に崖を落ち掛けるのは……。2015/01/08
貴嶺 涼
3
裏表紙を読んで、勝手に1冊完結型だと思った…。やけにのんびりな展開だと思ったけど、続くとは…。 主人公、若干抜けてるよーな、敵国を恨むには(理由が)ちょっと弱いよーな・・・と気になることはありつつ、でも、ひとまず追いかけます!!2015/01/12
ちいな
2
敵同士の二人が惹かれ合う話し。主人公は兄が怪我をしたことから、国の為、兄の仇をとるため?軍を指揮することを決めた王女で、ヒーローは冷静沈着、冷酷で敵国の軍神と呼ばれた主人公にとっては憎い相手、なのだけれど…世界に異変が起き、神官が皆口を揃えて、世界に綻びが出来た、この世界を救えるのは腕輪に認められた者だけ…そうして、両国から主人公とヒーローが選ばれ…二人は共に行動することに。世界を救う為、仕方なく行動を共にしていたけれど…ヒーローに何度も助けられ…これは違うと何度も自分に言い聞かせてる主人公と、主人公をち2015/01/02