共生主義宣言―経済成長なき時代をどう生きるか

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共生主義宣言―経済成長なき時代をどう生きるか

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861871405
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C0036

内容説明

世界各国で3600余名が署名した共生主義宣言の全訳を収録。他者とつながり、自然を大切にし、不正と闘い、異論も尊重して、市場経済に依存せず暮らす。

目次

第1章 共生主義とは何か?
第2章 共生主義宣言―相互依存宣言
第3章 共生主義の経済
第4章 共生社会への壁をどう克服するか?
第5章 現代世界における「農の営み」の根拠
第6章 ひろこのパニエ―フランスで取り組んだ共生の産消提携
第7章 地域に息づく共生運動

著者等紹介

西川潤[ニシカワジュン] [Humbert,Marc]
1936年生まれ。早稲田大学名誉教授

アンベール,マルク[アンベール,マルク]
1947年生まれ。レンヌ第1大学政治経済学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

資本主義の次は共生主義だ!GNPの増大に代わる、コミュニティとエコロジーを大切にした社会と経済を構想するための実践と思想の書グローバリゼーションのもとで経済が危機を迎え、格差が拡大するなかで、

GNPの増大に代わる、コミュニティとエコロジーを重視した

新しい社会と経済の指針を示す実践と思想の書。

まえがき マルク・アンベール



第1章 共生主義とは何か? 西川 潤

1  共生の意味と本書の構成

2  「共生主義宣言」の背景

3  「共生主義宣言」の内容

4  世界を文化的・倫理的視点から読み解く

5  「共生主義宣言」の意義

  ――社会科学における倫理性の再建を通じた近現代的世界観の転回



第2章 共生主義宣言――相互依存宣言 アンベール―雨宮裕子 訳

はじめに

1  最大の挑戦

2  四つ(加えてもう一つ)の基本的問題

3  共生主義について

4  倫理と政治と環境と経済に関する考察

5  具体策とは?



第3章 共生主義の経済マルク・アンベール

1  社会をより人間的にする

2  経済と科学技術が支配する社会からの脱却

3  もうひとつの基盤による暮らしの再構築

4  あらゆる活動の商品化に歯止めをかける

5  組織の大きさの制限



結びに代えて



第4章 共生社会への壁をどう克服するか? 西川 潤

1  津久井やまゆり園での障がい者殺人と格差の時代

2  内なる偏見がもたらす社会的損失と相模原事件の教訓

3  ポスト経済成長期を拓く二つの地域ケア



第5章 現代世界における「農の営み」の根拠 勝俣 誠

1  日本型危機の克服と「農の営み」

2  私たちは回しているのか、回されているのか

3  「豊かさ」の現代史

4  断絶とつながりの回復

5  「農の営み」から現代世界を読み直す

6  モノの消費よりも自律を



第6章 ひろこのパニエ

――フランスで取り組んだ共生の産消提携 アンベール―雨宮裕子

1  実践研究からの学び

2  新鮮で安全な地元の野菜を求めて

3  孤立から連帯へ

4  「ひろこのパニエ」の発足と広がり

5  「ひろこのパニエ」から共生社会へ

6  対話から



〈コラム〉 世界に広がる生産者と消費者の地産地消 アンベール―雨宮裕子



第7章 地域に息づく共生運動

1  菜の花プロジェクトが描き出す循環型社会 藤井絢子

2  都市と農村を結ぶ持続可能なコミュニティをどう創るか? 吉川成美

3  野馬土が目指す内発的復興 西川 潤



あとがき 西川 潤

西川 潤[ニシカワ ジュン]
西川 潤
1936年生まれ。
早稲田大学名誉教授。学術博士。
専攻:国際経済学、開発経済学。
主著=『人間のための経済学――開発と貧困を考える』(岩波書店)
『データブック貧困』(岩波書店)

マルク・アンベール[マルク アンベール]
マルク・アンベール
1947年生まれ。
レンヌ第2大学教授、経営学博士。
共著=『脱成長の道――分かち合いの社会を創る』(コモンズ)

勝俣 誠[カツマタ マコト]
勝俣 誠
1946年生まれ。半農半読。
主著『アフリカは本当に貧しいのか――西アフリカで考えたこと』(朝日選書、1993年)、『新・現代アフリカ入門――人々が変える大陸』(岩波新書、2013年)、『娘と話す世界の貧困と格差ってなに?』(現代企画室、2016年)。

アンベール―雨宮 裕子[アンベール アメミヤ ヒロコ]
アンベール―雨宮 裕子
1951年生まれ。レンヌ第2大学日本文化研究所長。
編著“Du Teikei aux AMAP‐le renouveau de la vente directe de produits fermiers locaux”(『提携からアマップヘ――再生する地産地消』),レンヌ大学出版局,2011.主論文「福島の被災農家たち」『震災とヒューマニズム――三・一一後の破局をめぐって』明石書店、2013年、“La longue marche de l'agriculture familiale au Japon”(「日本の家族農業の変遷」),Revue Tiers Monde, Armand Colin, 2015.

藤井 絢子[フジイ アヤコ]
藤井 絢子
1946年生まれ。
NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク代表。
編著『菜の花エコ革命』(創森社、2004年)、『菜の花エコ事典』(創森社、2011年)、『チェルノブイリの菜の花畑から』(創森社、2011年)。

吉川 成美[ヨシカ ワナルミ]
吉川 成美
1969年生まれ。
県立広島大学大学院経営管理研究科准教授、URGENCI(国際CSAネットワーク)理事。
共著『中国の森林再生――社会主義と市場主義を超えて』(御茶の水書房、2009年)、『高畠学』(藤原書店、2011年)。主論文「野の復権【社会主義と市場主義を超えて】」『環』Vol.40、2010年。