出版社内容情報
タイ長期フィールドスタディは、学生の人間力を高め、仕事や生き方に大きな影
響を与えてきた。社会で活躍する学生が学び…
恵泉女学園大学では、タイに長期フィールドスタディを行っています。
その体験は、学生の人間力を高め、進路や生き方に大きな影響を与えてきました。
本書にはよりすぐりの卒業論文を載せ、学生たちが学びの意義や
現在の仕事に生かされている点などを語ります。
体験学習担当の高校・大学教員の必読書!
はじめに 堀 芳枝
第1章 プログラムの概要と運営体制 堀 芳枝
学校や企業で新たに導入するときに何に注意すればよいか
第2章 生き方が大きく変わった 波多真友子
社会で活躍する学生たちの生の声
第3章 私たちの成果
現地での学びが活かされ、深い考察にあふれた、優れた論文
1 北タイにおける山地民族カレンの結婚観 飯嶋 歩美
2 歴史的環境の保全と地域社会 蓮見 朱加
3 山地民の文化・伝統の維持とその意義 伊能さくら
4 タイのユーミェンにおける移動の歴史 波多真友子
5 北タイのハンセン病元患者の現状 寺岡久美子
6 チェンマイにおけるストリートチルドレンと児童労働・児童買春 金子 由佳
7 メコン川流域の子どもがかかえる課題 河野有里子
8 ビルマからタイに移動する人々とMae Tao Clinic 吉野 都
9 生産者にとってのフェアトレードコーヒー 藤森 綾
10 有機農業はなぜ継続するのか 近藤 衣純
あとがき 波多真友子
【著者紹介】
1968年 埼玉県生まれ。
恵泉女学園大学 人文社会学部准教授
内容説明
グローバル市民を育てる海外アクティブラーニング。小さな大学の大きな挑戦。
目次
第1章 プログラムの概要と運営体制(恵泉女学園大学における3つの体験学習;運営の仕組みと学生の選考;危機管理システム ほか)
第2章 生き方が大きく変わった(卒業後の進路選択に与えた影響;人生観や国際社会の見方に与えた影響;参加したきっかけや動機は? ほか)
第3章 私たちの成果(北タイにおける山地民カレンの結婚観;歴史的環境の保全と地域社会;山地民の文化・伝統の維持とその意義 ほか)
著者等紹介
堀芳枝[ホリヨシエ]
1968年埼玉県生まれ。1998年上智大学大学院博士課程修了、博士(国際関係論)。現在、恵泉女学園大学人間社会学部准教授。恵泉女学園大学で短期・長期フィールド・スタディにかかわって15年。専門のフィリピンだけでなく、北タイを中心とするメコン川流域の国々についても関心が広がり、学生と訪問を重ねている
波多真友子[ハタマユコ]
1984年石川県生まれ。2007年恵泉女学園大学人文学部国際社会文化学科卒業。現在、恵泉女学園大学体験学習アシスタントコーディネーター。恵泉女学園大学で事務スタッフとして働き、主に長期フィールド・スタンディのアシスタントや学生指導サポートなどを担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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