日本軍に棄てられた少女たち―インドネシアの「慰安婦」悲話 (増補改訂版)

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日本軍に棄てられた少女たち―インドネシアの「慰安婦」悲話 (増補改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861871092
  • NDC分類 929.426
  • Cコード C1098

出版社内容情報

日本政府が発禁を促していた、日本軍によって慰安婦にされた少女たちの苦難を描いた著作の改訂版。日本人研究者の最新調査報告を収録

日本政府が「慰安婦」問題でインドネシアに圧力をかけていた!
第二次世界大戦中に多くの少女が日本軍に「慰安婦」として連れていかれた事実をまとめた、ノーベル賞候補作家プラムデイヤの作品の発禁を促していたのだ。
その著作が本書『日本軍に棄てられた少女たち』。
今回、この事実を明らかにした二人の研究者の論稿を収録した改訂版を発行。

読者のみなさんへ
●インドネシアの「慰安婦」物語――解決なきまま語り継がれて 松野 明久
●私はあの苦しみを決して忘れない、そして伝えたい 鈴木 隆史

はじめに
第1章 甘い約束
第2章 公然の秘密
第3章 苦しみを積んだ輸送船
第4章 異国に棄てられた少女たち
第5章 ブル島に棄てられた少女たち
第6章 運命の出会い
第7章 ムカ・ジャワ、通称ボランサルを追って
第8章 ムリヤティの足跡を追って
〈解説〉実現されないプラムディヤの願い 内海 愛子
プラムディヤ・アナンタ・トゥール氏を訪ねて 山田 道隆

訳者あとがき
増補改訂版へのあとがき
〈資料〉戦犯裁判:蘭印法廷の性暴力関係事件一覧 佐治 暁人

【著者紹介】
プラムデイヤ・アナンタ・トゥール
プラムディヤ・アナンタ・トゥール(Pramoedya Ananta Toer)
1925年 インドネシア中ジャワ州ブローラに生まれる。
1939年 ブローラのブディ・ウトモ小学校卒業。
1942年 同盟通信社ジャカルタ支局に勤務。タイピストとして働く。
1945~47年 インドネシア国軍シリワンギ師団でオランダとの独立闘争に参加。
1947年 オランダ警察当局に捕まり、49年まで投獄される。
1950年 本格的な創作活動を開始。
1965年 インドネシア共産党関係者とされ、スハルト元政権の軍当局に拘束される。
1969年 政治犯流刑地・ブル島に送られる。
1979年 ブル島から解放され、ジャカルタに戻る。流刑中に構想を得て執筆していた大河歴史小説4部作『人間の大地』『すべての民族の子』『足跡』『ガラスの家』の完成に取り組む。
1980年 『人間の大地』を出版、直後に発禁処分となる。
1995年 マグサイサイ賞受賞…

内容説明

日本軍の犯した行為は、20世紀において人類に対するもっとも大きな悲劇の一つである。日本政府が「慰安婦問題」を懸念して本書の原著の出版に圧力をかけていた。二つの論文と日本軍がインドネシアで犯した性暴力関係事件の一覧表を新たに収録。

目次

第1章 甘い約束
第2章 公然の秘密
第3章 苦しみを積んだ輸送船
第4章 異国に棄てられた少女たち
第5章 ブル島に棄てられた少女たち
第6章 運命の出会い
第7章 ムカ・ジャワ、通称ボランサルを追って
第8章 ムリヤティの足跡を追って
解説 実現されないプラムディヤの願い
プラムディヤ・アナンタ・トゥール氏を訪ねて

著者等紹介

プラムディヤ・アナンタ・トゥール[プラムディヤアナンタトゥール] [Pramoedya Ananta Toer]
1925年インドネシア中ジャワ州ブローラに生まれる。1939年ブローラのブディ・ウトモ小学校卒業。1942年同盟通信社ジャカルタ支局に勤務。タイピストとして働く。1945~47年インドネシア国軍シリワンギ師団でオランダとの独立闘争に参加。1947年オランダ警察当局に捕まり、49年まで投獄される。1950年本格的な創作活動を開始。1965年インドネシア共産党関係者とされ、スハルト元政権の軍当局に拘束される。1969年政治犯流刑地・ブル島に送られる

山田道隆[ヤマダミチタカ]
1947年東京都生まれ。1970年上智大学外国語学部英語科卒業、共同通信社入社。1980年ジャカルタ支局長(~85年)。1988年バンコク支局長(~92年)。1997年シドニー支局長(~2001年)。東ティモールを取材する。2001年共同通信社退社。現在、翻訳家・フリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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太平洋戦争で日本軍に騙されて性奴隷にさせられたインドネシア女性たち。敗戦とともに至る所に放置された彼女らの中で、女性を売り買いするような原始的な生活様式が残るブル島にある一人の女性が放置された。羞恥心から故郷に帰ることもできず、流感に冒されて畢る。勝手に来て責任取らずに勝手に帰って、平和に暮らしているであろう日本兵たちとなんと対照的なことか。そして、これは発掘された稀有な例であり、大半は消息すらわからぬまま歴史から消えたということを心に留め置く必要がある。2023/01/05

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