目次
序章 研究の課題と方法
第1章 研究対象地の概観
第2章 狩猟獣のサブシステンス利用―肉の分配の社会文化的意味
第3章 オウムの商業利用―僻地山村における「救荒収入源」としての役割
第4章 在来農業を媒介とする人と野生動物との双方的なかかわり―「農」が結ぶ「緩やかな共生関係」
第5章 在地の狩猟資源管理―超自然的強制メカニズムが支える森の利用秩序
終章 住民主体型保全へ向けて
著者等紹介
笹岡正俊[ササオカマサトシ]
1971年広島県生まれ。1995年東京農工大学環境資源学科卒業。1999年東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了。2002年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得満期退学。2010年第14回日本熱帯生態学会吉良賞奨励賞受賞。インドネシア科学院社会文化研究所(PMB‐LIPI)客員研究員/日本学術振興会海外特別研究員、財団法人自然環境研究センター研究員、独立行政法人森林総合研究所特別研究員などを勤める。現在、国際林業研究センター(CIFOR)研究員、博士(農学)。専門は環境社会学・環境人類学、インドネシア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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