ラオス 豊かさと「貧しさ」のあいだ―現場で考えた国際協力とNGOの意義

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ラオス 豊かさと「貧しさ」のあいだ―現場で考えた国際協力とNGOの意義

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861870729
  • NDC分類 612.236
  • Cコード C0036

内容説明

貧困は外部からの開発によってもたらされている!農民とともに活動し、悩み、問題を解決していった20代の女性の真摯な4年間。

目次

豊かなラオス「貧しい」ラオス
NGOに就職する
農村のリスク分散型の暮らし
失敗から学ぶチームづくり
米不足への対応
開発の意味と支援者の責任
マクロレベルの問題とアドボカシー
開発が貧困をもたらす
選択の危うさ
外部者としてのNGOの使命
長い駐在を終えて

著者等紹介

新井綾香[アライアヤカ]
1977年埼玉県川越市生まれ。2001年立教大学経済学部卒業。2005年日本国際ボランティアセンター(JVC)ラオス駐在員として、農業・農村開発に従事(09年まで)。現在、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン職員(ベトナム、ミャンマー担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

20
95ラオスでNGOとして働いた方が書いた本です。今までに読んだ本でも書いてありましたが現地の人達が本当に必要とする事をしなければ根付かない、押し付ける援助や文化・宗教に合わない物はなかなか上手くいかない。やはり現地に行き人々とふれあい信用を得ていかなければならない。ラオスの人が言った外から人が来て初めて自分たちが貧しいと知ったという言葉が印象的でした。ラオスの人は豊かな自然のお陰であくせく働なくても生きていけたが外国から開発の波が押し寄せると彼等はお金が必要になりお金を稼がなければならなくなった。2020/07/11

れなち

7
JVC(日本ボランティアセンター)の女性職員がラオスに赴任した際の記録。村の米不足や土地収用の課題と格闘しながら、著者の疑問は開発や国際支援がもたらす構造的な問題へと至る。100%の答えが出ない問題だけど、割りを食うのはいつでも一番貧しい人たちで。。現場の雰囲気とともに、真摯に取り組むからこそ生まれる葛藤が専門外の私にもみしみし伝わった。とある村人が何気なく発した「外から人が入ってくるようになって、自分たちは貧しいことを初めて知った」の言葉が重い…。それでも、支援を投げ出さずに考え続ける姿勢に尊敬。2021/11/30

Akihiro Nishio

7
この本もAmazonにしつこく勧められたので買ってみた。Amazonのお勧めを買う率がホント高いな、自分。内容としては、国際NGOの活動が肌感覚で伝わってくる良本だった。なかなか出版までこぎつけるのは大変だと思うが、時々このような本が出てきてくれるのはありがたい。ラオス人の言葉「外から人が入ってくるようになって、自分たちが貧しいことを初めて知った」という言葉が、作者同様心に残った。2014/02/28

ねこけし

6
開発とNGOの意義について改めて考えさせられた。現場の活動を通して自分自身が感じたことを客観的に捉えた上でその在り方に疑問をぶつけているので説得力がある。開発される側とする側で大きな認識の違いがあることを感じた。そしてもう1つ感じたのはラオスという国の豊かさ。自給自足で食料を賄い、困ったときは助け合う。日本もかつてはこうだったのかもと思うと輸入に頼り、地域社会の絆が弱まっている現代社会に生きていることがなんだかむなしい。支援の必要がある国と捉えず、日本と比較して日本の在り方についても考えなければならない。2014/10/22

デコボコ

3
 ラオスに4年間赴任した日本人NGO職員の経験談。 ラオスがどんな土地か何となく実感が沸くし、成功も失敗も詳しく綴られているので、国際NGOの現地活動がどんなもので何ができるのか、参考になります。2013/03/13

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