内容説明
工業的なフード・システムと食の民主主義の戦いにどちらが勝利するのか?!食と健康の未来をラディカルに論じたイギリスで話題の書を翻訳。
目次
序章 「食の平和」とフード・ウォーズ
第1章 フード・ウォーズとは何か
第2章 食べ物と健康の深い関係
第3章 食がもたらす病気へのこれまでの対応
第4章 フード・ウォーズ・ビジネス
第5章 消費者の文化をめぐる戦い
第6章 食料生産の環境への影響―集約化という病
第7章 食の民主主義か統制・支配か
第8章 新しいパラダイムに向けて
訳者解説 フード・ウォーズの時代
著者等紹介
ラング,ティム[ラング,ティム][Lang,Tim]
ロンドン市立大学食料政策センター教授、消費者運動家、政府の政策と企業活動が食料供給と人びとの食生活、社会・健康・環境に与える影響について研究している。世界保健機関(WHO)のアドバイザー、イギリス議会委員会の特別顧問(食品基準・グローバリゼーション・肥満)などを歴任。7年間農業に携わった経験もある
ヒースマン,マイケル[ヒースマン,マイケル][Heasman,Michael]
作家、イリノイ大学「健康のための機能性食品プログラム」客員教授、ウォルフソン健康科学研究所・食料政策センター客員研究員、企業の社会的責任と持続可能な食品産業をテーマとする「フード・フォー・グッド」誌の編集・発行人
古沢広祐[フルサワコウユウ]
1950年生まれ。大阪大学理学部生物学科卒業。京都大学大学院農学部農学研究科(農林経済)修了。農学博士。現在、国学院大学経済学部経済ネットワーキング学科教授、「環境・持続社会」研究センター代表理事。市民セクター政策機構理事。永続可能な発展と社会経済的な転換を中心に、世界の農業・食料問題とグローバリゼーション、有機農業などについて研究している
佐久間智子[サクマトモコ]
1966年生まれ。現在、アジア太平洋資料センター理事、「環境・持続社会」研究センター理事、明治学院大学国際平和研究所研究員。経済のグローバル化が社会や開発に及ぼす影響についての調査・研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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