内容説明
途上国と先進国のNGOが対等な関係を築くためにはどうすればいいのか。長年の現場での活動経験から、南のNGOの自立への道と北のNGOの役割を探る。
目次
第1章 開発NGOにおける「パートナーシップ」の検証(開発NGOの台頭と南北NGOの関係;パートナーシップの登場と成立条件 ほか)
第2章 自己資金を集める南の開発NGO(南の開発NGOの資金調達方法;よりインドらしくあるために―オックスファムの多面的な動き ほか)
第3章 活動資金を出す市民とNGOの関係(NGOを支える市民たち;閉じられた組織運営の弊害 ほか)
第4章 二一世紀の北のNGOの役割(民族対立の解決や平和の構築―ジュマ・ネットの試み;「よいドナー」、ODA資金、里親 ほか)
著者等紹介
下澤嶽[シモサワタカシ]
1958年愛知県豊橋市生まれ。1981年愛知大学法経学部経済学科卒業。2005年一橋大学大学院社会学修士課程修了。大学卒業後、1981年から英国のCSVの長期ボランティアに1年間参加。帰国後は日本青年奉仕協会、世田谷ボランティア協会を経て、88年から93年まで(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会の駐在としてバングラデシュへ。98年に同会事務局長。2002年7月に退職。現在、(特活)国際協力NGOセンター事務局長。平和構築NGOジュマ・ネット代表。法政大学非常勤講師。一橋大学大学院社会学専攻博士後期課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sanchai
taming_sfc
hsksyusk