内容説明
子ども達がストレスを克服し、よりよく生きていくために―大人はどう支援していけばよいのか?子どもをめぐる諸問題の背後に潜むストレスについて「子どものストレス」に関する教育の第一人者が明確かつ実践的に論じた。
目次
ストレスと関連用語
ストレスについて
子どもの情動について
子ども自身の理解を助ける
家庭と学校環境におけるストレス
ストレスと子どもの困難
栄養の摂取・ダイエットとストレス
身体活動・実行とストレス
身体の回復とストレス
リラクセーションによるストレスの減少〔ほか〕
著者等紹介
ハンフレィ,ジェームス・H.[ハンフレィ,ジェームスH.] [Humphrey,James H.]
1911‐2008。メリーランド大学名誉教授、アメリカストレス研究所特別研究員、教育学博士。ストレス教育の権威者。ストレスに関する研究と教育では学界で高く評価されている。ストレスと情緒・ストレスとスポーツによる子どもの発達・大学教育におけるストレス・ストレスと心身の障害・栄養の摂取とストレスなど専門分野における著書論文多数
小林芳郎[コバヤシヨシロウ]
1935‐。大阪教育大学名誉教授、関西福祉科学大学名誉教授、大阪総合保育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かめぴ
8
睡眠と栄養はやはり大事。ちゃんと手のかかったものを食べさせよう。反省の意味も込めて。2017/01/19
サンチェス
0
子供のストレスは大人と違って「自分で処理する方法を知らない」ことが多い。また、子供はそのストレスを人に伝えることも難しい。成長する中でそういうことを学べればいいが、そうでないケースによって数々の痛ましい事故や事件が発生していることはメディアでも取り上げられている。この本は、子供のストレスの原因を丹念に精査することで問題を明確にする内容だ。用語やストレスの場合分けがとても丁寧なので、ストレスに悩んでいる大人が読んでもためになるかもしれない。2017/04/17