内容説明
21世紀初頭に姿を現し、今では新時代の物流システムとして脚光を浴びる「サプライチェーン・ロジスティクス」。その先鋭的事例であるクリナップ・プロダクション・システム(CPS)を題材に取り上げ、早稲田大、明治大の研究機関による全面協力の下、研究者、経営者、消費者の各視点から選りすぐりの執筆陣が論じ合う。開発技術者による情報システム紹介も必見。
目次
第1章 物流からサプライチェーン・ロジスティクスへ
第2章 クリナップのケースに見るサプライチェーン・ロジスティクスマネジメント
第3章 サプライチェーン・ロジスティクスマネジメントの考え方と評価「経営戦略、製配販、製造、マーケティング・販売、物流・情報・在庫、消費者・ユーザー、環境、経済性視点からの考察」―クリナップ・CPSを具体的手がかりモデルとして
第4章 サプライチェーン・ロジスティクスは人々にどう貢献するか
第5章 サプライチェーン・ロジスティクスマネジメントシステムの構築へ向けて
第6章 サプライチェーン・ロジスティクスの今後の展望
著者等紹介
吉岡洋一[ヨシオカヨウイチ]
株式会社流通システム総合センター代表取締役。明治大学商学部兼任講師。早稲田大学商学学術院総合研究所WBS研究センター招聘研究員。同ネオ・ロジスティクス共同研究会顧問。元中村学園大学流通科学部助教授/元松山大学経営学部教授。1942年、福井県小浜市生まれ。明治大学商学部商学科卒。会社勤務を経て、早稲田大学生産研究所(後のシステム科学研究所、現商学学術院)でワークデザイン・システム設計研修生。経済産業省外郭流通専門研究機関・財団法人流通システム開発センター研究開発部で流通システム化に関する調査・政策提案に従事。その後、株式会社流通システム総合センターを設立し代表取締役に就任、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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