内容説明
エピソード満載で辿る工業化の歴史。欧州の中世から、英国が産業革命で「最初の工業国家」になった近世を経て、21世紀の現在に至るまで、世界の経済において工業化が発生し展開してきたプロセスをたどる。
目次
序章 物語 経済史
第1章 中世欧州封建制の成立―自給自足の農村社会
第2章 市場経済の萌芽―都市の出現と商業活動の拡大
第3章 商業革命と国民国家の形成
第4章 欧州重商主義
第5章 商業革命時代の工業とプロト工業化
第6章 英国の産業革命―「最初の工業国家」の誕生
第7章 英国の産業革命の光と影―ヴィクトリア繁栄期の諸相
第8章 米国の工業化
第9章 日本の工業化
第10章 経済の国際化―自由貿易体制と金本位制の成立
第11章 不平等化する世界―二重経済と帝国主義
第12章 現代の経済
著者等紹介
古家弘幸[フルヤヒロユキ]
1972年生まれ。エディンバラ大学大学院博士課程修了、PhD(History)。徳島文理大学総合政策学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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