内容説明
近年、中国の目覚ましい経済発展により、日本を訪れる中国人も著しく増加してきた。中国のSNSでも日本に関する発信が増えている。笹川日中友好基金は、中国の人々の日本理解の増進に寄与するため、中国語のメディアアカウント「一覧扶桑」を通して、日本を深く理解している日本在住の「知日派」中国人作家などが執筆する、質の高い日本関連情報の発信を続けている。本書は日中国交正常化50周年を記念して「一覧扶桑」から厳選した文章をまとめて中国で出版したエッセイ集の日本語訳版である。本書を通して、日本人も知らなかった日本の文化、社会、習慣などに改めて気づかされ、自国への認識を深めることは、新たな驚きと発見に満ちた読書体験となるだろう。中国と日本の文化、国際交流に関心をもつ方はもちろん、多くの方にぜひ読んでいただきたい、自己理解、日中相互理解のヒントを与えてくれる一冊である。
目次
第1章 よい教育とは何か
第2章 それでも私はこのような生活を選ぶ
第3章 規則は日本のコミュニケーションのすべてではない
第4章 終活―きれいさっぱりこの世と別れる
第5章 日本人の生活の色
特別編 ある北京人の東京での話
著者等紹介
胡一平[コイッペイ]
公益財団法人笹川平和財団笹川日中友好基金特任研究員
喩杉[ユサン]
一杉広告代表、南翔書苑創始者
庫索[コサク]
笹川日中友好基金『一覧扶桑』(メディアアカウント)編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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