内容説明
「功績七分、誤り三分」といわれる毛沢東時代はいかにして生まれたのか。膨大な資料とデータを駆使して新中国建国から第一次五カ年計画、大躍進、人民公社、文化大革命へ連なる政治経済史を立体的に描き、毛沢東時代の功罪と「中国近代化への道」を鋭く分析した渾身の大作。
目次
第1章 中国の国情と近代化
第2章 中国経済発展の歴史的軌跡
第3章 中国における経済の近代的発展とその初期条件
第4章 建国初期から「一化、三改」まで―一九四九~一九五六年
第5章 「大躍進」から経済再建まで―一九五七~一九六五年
第6章 「文化大革命」期―一九六六~一九七六年
第7章 毛沢東時代の歴史的評価
著者等紹介
胡鞍鋼[コアンコウ]
1953年生まれ。清華大学公共管理学院教授、同大学国情研究院院長。中国共産党第18回党大会代表。国家「第11次五ヵ年計画」「第12次五ヵ年計画」「第13次五ヵ年計画」専門家委員会委員、中国経済50人フォーラムメンバー。国情研究に従事して30年来、出版した国情研究に関する専門書・共同著書・編著・外国語著書は100以上に及ぶ。中国国家自然科学基金委員会傑出青年基金の援助を獲得する。中国科学院科学技術進歩賞一等賞(2回受賞)、第9回孫冶方経済科学論文賞、復旦管理学傑出貢献賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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