内容説明
「アジア共同体の創成プロセス」について日本をはじめ中国、朝鮮半島、モンゴル、ロシアなどアジア各国の専門家、外交官らが、学生向けにわかりやすく講義。本書には、「東アジアの理解と共同体の問題意識」「東アジア共同体と日中関係」「モンゴル‐日本関係と北東アジア地域協力に果たす役割」「金正恩時代の経済政策の特徴と朝鮮社会主義の方向性」など、講座内容の多様な論文を一挙収録!
目次
第1部 「アジア共同体」への理解:その必要性と意義(東アジアの理解と共同体の問題意識;いま、なぜアジア共同体なのか ほか)
第2部 「アジア共同体」構築に向けた外交関係の在り方(東アジア共同体と日中関係;モンゴル‐日本関係と北東アジア地域協力に果たす役割 ほか)
第3部 デファクト統合に進む東アジアの経済・金融・環境(東アジア地域経済の持続的成長の可能性について;世界の経済と変わる東アジア―地域協力のアジアと共同体への課題 ほか)
第4部 「アジア共同体」に向けた地域社会と国際協力(北陸企業の国際化と人材育成の課題;近代北東アジアにおけるエスペラント運動とアナーキズム ほか)
著者等紹介
李鋼哲[リコウテツ]
北陸大学未来創造学部教授。1959年中国吉林省生まれの朝鮮族。85年北京中央民族大学哲学科卒。87年中共北京市委党校大学院共産党研究科卒。87年中華全国総工会・中国工運学院大学専任講師。91年来日、立教大学大学院経済学研究科修士・博士課程修了。2001年東京財団研究員、03年名古屋大学大学院外国人研究員、03~06年総合研究開発機構(NIRA)主任研究員等を経て06年より現職。専門は東北アジア経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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