大国の責任とは―中国平和発展への道のり

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861851681
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C0036

内容説明

大国には巨大な支配力は必要ないが方向性が必要であり、それが「責任論」である。金融、人道主義、グローバルガバナンス、安全保障、気候、為替相場、債務などに対する責任を一括りにした中国の「大国責任」。中国はいかなる方法で国際責任を果たそうとしているのか?中国の国際責任の歴史を踏まえた上で、国連安保理常任理事国、世界最大の発展途上国、新興市場経済体、国際社会の建設者としての中国がそれぞれいかに国際責任を果たすために努めているか、その具体例を詳述。中国が現行の国際システムに加入した上で、世界平和と発展にいかに貢献するか、その責任課題についても明らかにする。

目次

第1章 中国の大国責任の分析
第2章 国際責任の起源
第3章 責任ある大国としての中国―そのモチベーションと歴史的特徴
第4章 平和維持と責任分担
第5章 発展の推進と福祉の共有
第6章 協力の推進と共同繁栄の実現
第7章 友好的共存、調和とウインウイン
第8章 中国の国際責任―チャンスと課題

著者等紹介

金燦栄[キンサンエイ]
1962年生まれ。中国社会科学院を経て、北京大学国際関係学院にて博士号を取得。現在、中国人民大学国際関係学院副院長・教授、外交学科博士課程指導教官、中国人民大学国際エネルギー戦略研究センター学術委員会主任、中国人民大学アメリカ研究センター副主任。専門は、アメリカ政治制度と政治文化、アメリカ外交、中米関係及び大国関係、中国対外政策

本田朋子[ホンダトモコ]
共立女子大学国際文化学部国際文化学科中国文化コース卒業。中国深〓(せん)外国語学校日本語科勤務。帰国後、翻訳に携わる。2005年第1回「日本人の中国語作文コンクール」(社会人の部)で2等賞受賞。日本僑報社創設の出版翻訳プロ養成スクール「日中翻訳学院・武吉塾」修了生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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