内容説明
2009~2012年の中国の変化と日中関係をコラムで振り返る。政治・経済から観光・文化・流行語まで、豊富なトピック。背景知識を掘り下げる「解説」で理解が深まる。改革開放の30年と共に歩んだ元商社マンの中国観から読み解く、日中関係の現状と将来像。
目次
“百年一遇”―世界史の一大転換期
“改革開放30年”―次は政治改革の成果に期待
“工作分享制”―雇用の確保を最優先課題に
レッドクリフ「赤壁」雑感―古代から現代まで
“衆志成城”―ナショナリズムからヒューマニズムへ
“韜光養晦”―総設計師の深謀遠慮
“戯迷”―若者の文化交流に喝采
“有所作為”―大国としての自負と責任
“国民感情”―メディアの客観的報道に期待
陸克文の中国語―日本政界にも中国語の普及を〔ほか〕
著者等紹介
杉田欣二[スギタキンジ]
1955年生まれ。1978年大阪外国語大学中国語学科卒業。同年4月大倉商事株式会社入社、1980年7月退社。同年8月丸紅株式会社入社、業務部アジア中国大洋州課長、中国総代表付、市場業務部中国市場担当部長、同部担当役員付部長を経て2012年3月退社。2012年4月から立命館アジア太平洋大学(APU)言語教育センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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