内容説明
ヨーロッパと同じように多元的で、アメリカのように広大で、ピラミッドのように古い歴史をもち、ドバイの1000倍もの速さで日進月歩の発展を遂げる国。アフリカが、インドが、ウォール街が、ブリュッセルが、クレムリン宮殿が挑まなければならない試練、そしてその国も挑んでいく…それは中国。真実の中国、真実の挑戦、その中に中国の未来がある。
目次
第1章 中国その真実(中国とは何者なのか―中国に関する四つのエピソード;「勝手な思い込み」―我々が中国を理解する方法 ほか)
第2章 経済発展における難関とその対策への理解(中国経済発展の魅力;中国経済発展の苦境 ほか)
第3章 社会変化と発展の中で迎える新しい課題(新しい成功へ―転換発展する中国社会への人民の期待;新しい挑戦―中国社会の転換型発展におけるリスクと試練 ほか)
第4章 待ち望まれる平和的発展への挑戦とその対応(ポストクライシス時代の世界経済の振動;安全保障分野の難題 ほか)
第5章 未来の道を読み解く(中国の平和的発展への試み;転換の成功と挑戦 ほか)
著者等紹介
金燦栄[キンサンエイ]
1962年生まれ、中国人民大学国際関係学院副院長・教授。専門分野はアメリカ政治制度と政治文化、アメリカ外交、中米関係及び大国関係、中国対外政策
東滋子[ヒガシシゲコ]
北九州市立大学外国語学部中国学科卒業。物流会社を経て、中国北京大学に留学。北京にて日系航空会社勤務後、帰国。中国語通訳案内士。昭和女子大学社会人メンター(2011年度~現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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