私記 日中戦争史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861851360
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

年老いた将校生徒が現代と戦前戦中の相似を憂えて書き残す警世の書。

目次

第1章 軍国少年の思い出(旧軍人の思考方法に沿いながら;軍人の典型とは何だったのか;わが私小説的日中戰爭史論;私小説的日中戰爭史論の続き;戰爭の呼び名に象徴されるもの;大君の股肱という名のもとに;日米同盟に覆った前車をみる;右翼勢力の逆鱗 靖国と慰安婦;靖国と慰安婦問題(承前)
朝鮮戦争をめぐって
小学生の記憶の信憑力から
百人斬り裁判の結果をふり変える
歴史とは凝固した現実であり現実とは流動する歴史である
軍事・外交に一貫する戦争体験)
第2章 日中不戦のために(南の島で起きていること;中国とは何か;震災から自衛隊を考える;戦争と平和の分岐点に立って;加害者の道を歩むな)

著者等紹介

志々目彰[シシメアキラ]
1928年鹿児島市に生まれる。42年太平洋戦争の開戦直後に大阪陸軍幼年学校に入校。45年陸軍予科士官学校(朝霞)で敗戦を迎える。鹿児島青年師範学校に転入。48年同校を卒業する。教職には定着せず労働運動・文化運動などに従事。59年東京労済(現全労済東京)職員となる。88年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品