出版社内容情報
日本も巻き込まれた西欧の大航海時代について、著者はアジアの視点から新事実を掘り出している。大航海時代と日本についての洞察も、じつに興味深い。――保阪正康氏推薦!(ノンフィクション作家)
いまから500年前、グローバリゼーションの嚆矢となった、マゼランたち。
なぜ彼らは、東アジアにむかったのか、そして、遭遇してしまったフィリピンの人々は、どう彼らを迎えたのか。
膨大な記録・資料の調査、現地取材をもとに、丁寧に解きほぐされる“真実”。
【画像・資料多数】
内容説明
いまから500年前、グローバリゼーションの嚆矢となった、マゼランたち。なぜ彼らは、東アジアにむかったのか、そして、遭遇してしまったフィリピンの人々は、どう彼らを迎えたのか。膨大な記録・資料の調査、現地取材をもとに、丁寧に解きほぐされる“真実”。
目次
第1章 マゼランは、フィリピンで何を見たのか
第2章 「待望の岬」から大海原への挑戦―マゼラン海峡を越えて
第3章 バランガイ社会の人びとと暮らし―マゼランとセブの「王」フマボンとの血盟
第4章 歴史に足跡を刻む―マゼランの死とエルカーノによる世界一周
第5章 「マゼラン後」の展開―ガレオン貿易とグローバル化
第6章 マニラと中国人社会、日比関係の源流
終章 大航海時代とマゼラン、そしてアジアのその後
著者等紹介
大野拓司[オオノタクシ]
ジャーナリスト。1948年生まれ。元朝日新聞記者。社会部を経て、マニラ、ナイロビ、シドニーの各支局長を務めた。『朝日ジャーナル』旧ソ連東欧移動特派員、『アエラ』副編集長などにも就いた。現在、米ニューヨーク・タイムズが配信する記事を選んで訳出し、朝日新聞デジタル『Globe+』に「ニューヨークタイムズ世界の話題」として連載している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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