ヒッピーのはじまり

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861828454
  • NDC分類 361.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

本当はヒッピーに憧れているすべての人へ

はじまりの地で、はじまりの時からフラワー・チルドレンに混じり、観察を続けた女性人類学者による鮮烈な記録。

「当時の記憶」でも「先人から聞いたもの」でもなく、新鮮な記録が生きたまま閉じ込められている! ヒッピーとは“ファッション”ではなく、“生き方”なのだ。メディアや噂に歪められておらず、伝説に美化されていないリアルな姿を知ることが出来る稀有な必読書。こんなに面白い本が翻訳されて、私は心から嬉しい!――松尾レミ(GLIM SPANKY)

「六七年初頭のヘイト・アシュベリーには博士号取得者もいたし中退者もいた。菜食主義者もいれば肉食者もいた。LSDに耽る若者もいれば、それを毛嫌いする者もいた。肌の色や宗教にかかわらず大量の人間が寄り集まっていた。肩を寄せ合って生活する、まるで集落生活だった。既存の価値観が塗り潰したものを新しく掬い上げようとしていた。六〇年代、世界中でこのムーブメントが動き始めていた。鬨の声を今でも私たちは若者たちの歌のなかに聴き取ることができる」――本文より

胎動/ゴールデン・ゲート・パーク/混じる/バークレーの大学生/イエロー・サブマリン/政治/ディガーズ/贈与すること/幻覚剤/ヒロシマ/部族の集合/「春は遂に稼働されず」/草の根/人間の条件/無料商店/トルストイ/壇上の役人/アラバマ/ビートルズ/フロイト/ピル/家事/アメリカの体現する希望

内容説明

本当はヒッピーに憧れているすべての人へ。はじまりの地で、はじまりの時からフラワー・チルドレンに混じり、観察を続けた女性による鮮烈な記録。

目次

異邦人、旧友
街が観光地になる前
アメリカ西海岸の公民権運動
無邪気な生命
聖パウロの回心
ヒューマン・ビーイン
フィルモアの黒人たち
お金は燃やして
ロイ・バラードのこと
街と孤独
うら若き少女
沈黙の終わり

著者等紹介

ペリー,ヘレン・S.[ペリー,ヘレンS.] [Perry,Helen S.]
1911‐2001。大戦中には戦時生産局に働き、1946年以降は雑誌『サイキアトリー』の常任編集者となる。50年代から70年代にかけて精神科医H・S・サリヴァンの膨大な遺稿を整理編纂したが、以降は学界から離れてカナダのコミューン運動に加わった

阿部大樹[アベダイジュ]
精神科医。松沢病院、川崎市立多摩病院等に勤務。訳書=H・S・サリヴァン『精神病理学私記』(日本評論社、第6回日本翻訳大賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

19
60年代のヒッピームーブメントに興味があって手に取った。新刊なこともあり、ヒッピーに関する文化誌的な内容かと思ったら、原著は70年発行。それもあって、当時の雰囲気が生々しく感じ取れるルポ本として面白く読みました、ヒッピーの理想はまさに理想で現実的でないかもしれない、でもそのなかにある善の部分はいまの現代でもどこかに息づいて生き延びているのではと思います。2021/10/30

あっきー

16
⭐3 1967年1月14日ヒューマン· ビーインがサンフランシスコのヘイト·アシュベリーで開催された、一言で言うならヒッピーの全米集会なのだがこれに参加したかったわー、本ではヒッピーと地元民が差別と分断を乗り越えようとしていた当時の街の様子が分かったし、今でもこんなフリーストアや非物質主義的なコミュニティによって多様性と寛容さを大切にしていく方法をやればいいんじゃないかと思う 2021/07/30

gachi_folk

11
サイケデリック、フラワーチルドレン、LSD、グレイトフルデッド…… これが読了前のヒッピーのイメージ。 読了後はそこに圧倒的な「多様性」が加わった。 1960年代のサンフランシスコでは様々なものが絡みあい新たなムーブメントが新たな形で生まれていった。なんとも興味深い内容。 いいの読んだ。2021/07/27

UNI/るるるるん

8
なぜこれを読もうと思ったのかきっかけは忘れた。ヘイト・アシュベリーの人々の利他的な行動は私の理解を超える。でも訳がわからなくなったらまたこの本を読めばいい。大きな滝壺の岩の一つのように、流れてくる水を受け止め、それが流れ去るのを見つめる人々、ヒッピー。女性が身体感覚を否定されることなく魂のまま生きられる試みがあったこと。それが特に響いた。2022/01/30

よきし

6
スゴイ本だった。ヒッピーという、よくわからないけれども一時代を彩った存在の実際を描き出した一人の人の記録。1960年代後半の米国ヘイトアシュベリーで起こっていたことは、奇跡のような優しさに満ちた若者たちの社会的革命運動だったのだということが伝わってきて、何度も泣きそうになった。70年にこんな本が書かれていたのか!という驚きと、現代を生きる私たちは彼らの行動を受けて、その先に何を作っていけるのかということを考える。自分の考えすぎて身がすくむこわばった体をまずは受け入れほぐすところから始めなければいけない。2021/11/21

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