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出版社内容情報
明治維新は、近代日本の“正しい”始まりなのか?
内容説明
横井小楠、鈴木雅之、石田梅岩、津田左右吉、戦没学生たち…、忘れられ、抹殺されてきた一群の思想的血脈があった。その思想を紐解き、「近代化」論に一石を投じる日本思想史の第一人者による歴史の読み直し。はたして、“明治維新”は、近代日本の“正しい”始まりなのか?戦後75年を経て、コロナ禍の中で問う、もうひとつの“日本の思想”。
目次
序 明治維新とは何であったのか
第1部 「維新」的近代は何を忘れ、何を失ったか
第2部 国家という問題―国体論的日本の創成
第3部 民権的国家の制作意志とその漢文的表現
第4部 明治の終焉と二つの文学的事件
第5部 近代日本にとっての他者「シナ」
第6部 天皇の戦前と戦後―その本質的意義に変わりはない
著者等紹介
子安宣邦[コヤスノブクニ]
1933年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科(倫理学専攻)修了。文学博士。大阪大学名誉教授。日本思想史学会元会長。著作は韓国・台湾・中国で翻訳され、多くの読者を得ている。現在、中国で作品集が刊行中である。また東京・大阪で市民のための思想史講座を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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