朝露の主たち

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  • サイズ 46判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828171
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

今なお世界中で広く読まれるハイチ文学の父ルーマン、最晩年の主著、初邦訳。

15年間キューバの農場に出稼ぎに行っていた主人公マニュエルが、ハイチの故郷に戻ってきた。しかしその間に村は水不足による飢饉で窮乏し、ある殺人事件が原因で人びとは二派に別れていがみ合っている。マニュエルは、村から遠く離れた水源から水を引くことを発案し、それによって水不足と村人の対立の両方を解決しようと画策する。マニュエルの計画の行方は……。若き生の躍動を謳歌する、緊迫と愛憎の傑作長編小説。

「今後われわれの地に花開くすべての偉大なハイチ人は、彼に何かを負わないことはありえない」――ジャックステファン・アレクシ(ハイチの作家)
「ジャック・ルーマンはハイチの集落にギリシャ悲劇を導入した」――ルネ・ドゥペストル(ハイチの詩人)
「ハイチだけでなくアンティル諸島全体で、一九五〇年代に成人に達した世代にとってバイブルのような作品」――パトリック・シャモワゾー、ラファエル・コンフィアン『クレオールとは何か』

内容説明

15年間キューバの農場に出稼ぎに行っていた主人公マニュエルが、ハイチの故郷に戻ってきた。しかしその間に村は水不足による飢饉で窮乏し、ある殺人事件が原因で人びとは二派に別れていがみ合っている。マニュエルは、村から遠く離れた水源から水を引くことを発案し、それによって水不足と村人の対立の両方を解決しようと画策する。マニュエルの計画の行方は…。若き生の躍動を謳歌する、緊迫と愛憎の傑作長編小説。ハイチ文学の父、最晩年の主著、初邦訳。

著者等紹介

ルーマン,ジャック[ルーマン,ジャック] [Roumain,Jacques]
1907年、ハイチの首都ポルトープランスの裕福なムラートの家庭に生まれる。母方の祖父は、1912年から翌年に暗殺されるまで同国大統領を務めたタンクレド・オーギュスト。1921年からスイスの寄宿学校で学び、1926年には農学を学ぶためスペインのマドリードに移る。1927年、遊学を終えて帰国。1934年、ハイチ共産党を設立。1936年、ベルギーにいる実弟を頼ってブリュッセルに亡命。1937年、パリに移住。1939年にフランスを離れてニューヨークに渡り、コロンビア大学で民族学を学ぶ。1941年、亡命生活を終えて帰国し、ハイチ民族学研究所の初代局長に就任。1942年、メキシコ代理大使に任命される。1944年、任地で『朝露の主たち』を完成させるが、同年8月に他界。死因は不明で、毒殺説もささやかれた。享年37

松井裕史[マツイヒロシ]
金城学院大学文学部専任講師。ニューヨーク市大学大学院センターで博士候補資格取得後、フランスのパリ第八大学で博士号取得。文学博士。フランスおよびフランス語圏文学、とりわけカリブ海が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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uniemo

8
エドウィージ ダンティカが好きなのでハイチ文学の他の作者も読みたく図書館で借りました。序盤はあまりテンポにのれない感じで読み続けられるか不安と思い、訳者あとがきを先によんでみたら、よくわからなかったハイチの歴史や風習が詳しくまとめられていて本文もわかりやすくなりました。朝露がきらめいている情景が時折浮かぶ文章も良かったです。 2020/10/02

moti moti

0
前読んだ本にネタバレのあらすじが載っていたので覚悟して読んだけど、希望の見える最後だったので良かった。解説も良かった。ハイチの政治思想史のみならず、土地所有制度など社会の変遷も簡潔に説明されていて、物語の背景がよく分かった。2024/04/25

まどの一哉

0
カリブ海の新興国ハイチ。迷信と対立に染まった旧村。水飢饉の危機を合理的知見と和解・協力によって打開すべく奮闘する青年の物語。 ハイチ文学の父と呼ばれるジャック・ルーマンが、わずか37歳で他界する1944年に完成させた代表作。解説にもあるとおり極めて単純な筋立てで、ドラマとしてはセオリーから全くはみ出していない。2020/10/19

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