日本を開国させた男、松平忠固―近代日本の礎を築いた老中

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日本を開国させた男、松平忠固―近代日本の礎を築いた老中

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828126
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0021

出版社内容情報

“開国”を断行したのは、井伊直弼ではない。
誰よりも海外情勢を認識し、徳川斉昭や井伊と対立して開国・交易を推進。そして養蚕業の輸出の基盤を造った松平忠固。その歴史的真相と実像を初めて明らかにする。

実な史料・文献を用いた「日本開国史」への異議申し立て
松平忠固こそが、日本「開国」の舵取りだったとし、これまでの「日本開国史」に異議申し立てを行なう。大奥や上田藩の生糸輸出の話も興味深い。忠固の未刊日記や確実な史料・文献を用い、読みやすい工夫も随所に施されている。 岩下哲典(東洋大学教授。歴史学者)

明治維新を神話化するためには「幕府は無能」でなければならず、“開国の父”松平忠固は、闇に葬られる運命にあった。〈交易〉を切り口に、日米修好通商条約の「不平等条約史観」を鮮やかに覆す。世界資本主義へデビューする日本の姿を克明に描いた“開国のドラマ”。
佐々木実(ジャーナリスト。大宅壮一ノンフィクション賞、城山三郎賞ほか受賞)

内容説明

“開国”を断行したのは、井伊直弼ではない。誰よりも海外情勢を認識し、徳川斉昭や井伊と対立して開国・交易を推進。そして養蚕業の輸出の基盤を造った松平忠固。その歴史的真相と実像を初めて明らかにする。

目次

第1章 日米和親条約の舞台裏―徳川斉昭と松平忠優の激闘
第2章 日米修好通商条約の知られざる真相―井伊直弼と松平忠固の攻防
第3章 “不平等”でなかった日米修好通商条約
第4章 日本の独立を守った“市井の庶民”たち
第5章 日本の独立を脅かした“尊攘志士”たち
終章 近代日本の扉を開いた政治家、松平忠固

著者等紹介

関良基[セキヨシキ]
1969年、信州上田生まれ。京都大学農学部林学科卒業。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得。博士(農学)。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、(財)地球環境戦略研究機関客員研究員などを経て、拓殖大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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古谷任三郎

4
幕末、日本を開国へ導いたのは井伊直弼ではなく、松平忠固という上田藩主であり老中であった。本書はあまり知られていない忠固の人生と日本開国の真実を知る事ができる。忠固のレガシーは日本開国と交易の推進、そして養蚕・生糸・絹織物産業の振興であろう。著者は「「佐幕派」「保守派」と呼ばれつづけた忠固が、生涯を賭けて取り組んだ政策こそが、封建制の殻を破って、日本を近代化させていく起爆装置となったのである。忠固は日本資本主義の功労者の一人といえる」(P.197)と評価する。「忘れられた日本人」とはまさに忠固の事であろう。2024/12/11

うつせみ

1
良著。 日本が不平等条約を結ばされたのは、「幕府(この呼称も蔑称であり、価値中立的な言葉を使うのであれば、『公儀』と呼ぶべきだと言う)」が弱腰だったからではなく、水戸や薩長の過激派が外国人襲撃テロにより、列強に内政干渉の口実を与えたせいだった。 第5章最後の「排外主義者のテロリズムが、その国の発展に貢献した事例など、いまだかつてないし、あってはならない。このことは歴史の教訓として肝に銘じなければならない。排外主義テロリズムなど、けっして賛美してはならないのは、至極当然である。」という著者の主張に強く共感。

takao

0
ふむ2025/04/09

健康平和研究所

0
三田市立図書館の本。2024/06/03

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