出版社内容情報
地球環境の悪化、拡大し続ける貧富の格差、働くことの意味、そして資本主義の未来……
資本主義を超えるヒントをくれる。いま、世界で急速に見直しが進むマルクスの最注目の重要書。
内容説明
マルクスが経済へと目を向け、思想の転機となった“最初”の単著。『哲学の貧困』に対するプルードンの批判コメント、関連する文献を訳し、マルクス終生の宿敵プルードンを知る。マルクス「VS」プルードンではなく、マルクス「と」プルードンという視点から、新しいマルクスの読みを提示する決定版新訳。
目次
第1部 『哲学の貧困』(科学的発見;政治経済学の形而上学)
第2部 『哲学の貧困』に関連する翻訳(マルクスとプルードンの往復書簡;アネンコフ宛の書簡;エンゲルスの「プルードン」 ほか)
第3部 解説(プルードンの生涯と作品;マルクスとプルードン;プルードンの主要著作の内容―『経済的矛盾の体系―貧困の哲学』を除く)
著者等紹介
マルクス,カール[マルクス,カール] [Marx,Karl]
カール・ハインリヒ・マルクス。1818年5月5日‐1883年3月14日。現在のドイツ、トリーアの地において、ユダヤ教ラビの家系に生まれる。経済学者、哲学者、ジャーナリストにして、革命家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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