ポストモダン・ニヒリズム

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ポストモダン・ニヒリズム

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861827181
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

主体の叛乱(68年)から記号の氾濫(ポストモダン)へ。「神」が去ったニヒリズム時代。永劫回帰なシミュラークルの世界で我々は、はたして、いかなる戦略が可能なのか?

仲正昌樹[ナカマサマサキ]
著・文・その他

内容説明

主体の叛乱(68年)から、記号の氾濫(ポストモダン)へ。「神」が去った、ニヒリズム時代。永劫回帰なシミュラークルの世界で、我々は、はたして、いかなる戦略が可能なのか?68年革命以降、思想界を覆った、ポストモダン。20世紀のマルクス主義における疎外論、物象化論、ファンタスマゴリー論から、ベンヤミン、アドルノなどフランクフルト学派第一世代、ドゥルーズやデリダなどポスト構造主義系の思想を結ぶ、記号・言語と(暴)力をめぐる問題系を鮮明にする。

目次

ポストモダン・ニヒリズムとは何か?
第1部(ポストモダン社会における「労働」と「消費」と「記号」;スキゾ・キッズがニートになるまで ほか)
第2部(“暴力=権力”に憑きまとう亡霊の正体?―ベンヤミン=デリダの法哲学とポストモダンの“正義”;複製技術時代における脱物象化の可能性―“ミメーシス”をめぐるベンヤミンとアドルノの差異 ほか)
第3部(マルクス主義とポストモダンの「間」―現代思想における連続/不連続;「労働」という視点からの「理論/現実」 ほか)
第4部(ハーバマスとデリダ―「言語行為」と「エクリチュール」をめぐるモダン/ポストモダンの鬩ぎ合い;「限界の哲学」とは?)

著者等紹介

仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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原玉幸子

1
「ポストモダンとは」を自分なりに会得したいので手にしましたが、諸事情で前書『<帝国>』から哲学(解説)書が続いてしまい正直疲れました。著者が得意とする第Ⅳ部のデリダは、冗長且つ素人に解り難い解説なので斜め読みでしたが、前書にも繋がる、マルクス主義からポストモダン社会に於ける「労働」、「消費」、「記号」、それに東浩紀他の日本の現代哲学への流れに言及されていて、更に探求心の湧くシントピカル読書になりました。飛ばした、ハーバマスとデリダ、「エクリチュール」に関わる言説は、又挑戦します。(◎2019年・秋)2020/04/17

awe

1
きっと本論文集は従来の学説とは異なる視点を仲正が示した点が面白いのだろうが、現代思想ド素人の私としては仲正の説明する思想の基本的な説明部分がかなり分かりやすく助かった。特に、マルクスの「労働」概念は、人間にとっての「現実」を産出するという性質を持ち、さらに労働によって生み出されたものは人間の間で交換可能な価値を持つという点で人間の「類的本質」であるということ、ヘーゲルの弁証法は、対立するものを止揚させてユートピアを生み出すと見せかけてその実は自らの依拠する「善」にその他を同一化させるだけであり、2019/03/20

Echo

1
ポストモダン思想をいろいろ紹介しています。進化しているマルクス主義もなかなか面白いですね。現代哲学は難しいと思いますが、少しずつ理解を深めていくと、ますます興味をそそります。2019/02/11

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