出版社内容情報
21世紀の“帝国の興亡”と“グローバル・ガバナンス”
ジャック・アタリ[ジャックアタリ]
著・文・その他
山本規雄[ヤマモトノリオ]
翻訳
内容説明
30年後、世界を支配するのは誰か?今後、帝国の攻防は激化し、ポピュリズム・原理主義が台頭し世界は無秩序とカオスへと陥る。欧州を代表する知性が、21世紀の新世界秩序を大胆に構想する!日本はどうすべきか?
目次
第1部 古代・中世の世界秩序―武力と宗教による統治(人類が初めて創り出した世界秩序―紀元前;宗教による世界秩序―1世紀~12世紀)
第2部 資本主義による世界秩序の進展(商人による世界秩序―14~16世紀;大西洋に移行した世界秩序の中心―1600~1815年 ほか)
第3部 世界秩序の現在(パックス・アメリカーナの拡大と衰退―1914年~;世界秩序の現状)
第4部 21世紀の新世界秩序はどうなるのか?(無政府化・カオス化する世界―迫るグローバル・システミック・リスク;新世界秩序の構想のために ほか)
著者等紹介
アタリ,ジャック[アタリ,ジャック] [Attali,Jacques]
1943年生まれ。仏国立行政学院(ENA)卒業。わずか38歳で、フランスのミッテラン政権の大統領特別補佐官を務め注目を浴び、1991年、自らが提唱した「ヨーロッパ復興開発銀行」の初代総裁を務めた。1992年のEU成立の“影の立役者”と言われている。2009年、初のEU大統領選挙では、フランス側の有力候補となった。政界・経済界で重責を担う一方で、経済学者・思想家としても幅広く活躍し、まさに“ヨーロッパを代表する知性”として、その発言は常に世界の注目を浴びている。とくに『21世紀の歴史』(2006年刊)が、翌年発生した「サブプライム問題」や「世界金融危機」を予見していたために、世界的に大反響を呼んだ。また、サルコジ、オランドと歴代の仏大統領のアドバイザーを務め、提言した基本政策が、フランスの国家戦略の基盤となっている
山本規雄[ヤマモトノリオ]
1967年生まれ。出版社等勤務を経て、翻訳業・編集業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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