出版社内容情報
ヘイドン・ホワイト[ヘイドンホワイト]
上村忠男[ウエムラタダオ]
内容説明
“メタヒストリー”によって歴史学に革命的転換をもたらしたヘイドン・ホワイト―その全体像を理解するための主要論文を一冊に編纂。
目次
第1章 歴史という重荷
第2章 文学的製作物としての歴史的テクスト
第3章 歴史の喩法―『新しい学』の深層構造
第4章 現実を表象するにあたっての物語性の価値
第5章 歴史的解釈の政治―ディシプリンと脱崇高化
第6章 歴史のプロット化と歴史的表象における真実の問題
第7章 アウエルバッハの文学史―比喩的因果関係とモダニズム的歴史主義
著者等紹介
ホワイト,ヘイドン[ホワイト,ヘイドン] [White,Hayden]
1928年生まれ。米国の歴史家・批評家。『メタヒストリー―十九世紀ヨーロッパの歴史的想像力』(1973年)によって、世界の歴史学界に衝撃を与えたことで知られる。ロチェスター大学、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校の歴史学部で教鞭を執り、1973年、同校の人文学センター長に就任。1976年、ウェズレアン大学で歴史・文学教授を務めたのち、1978年、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校人文科学部に新設された「意識の歴史(History of Consciousness)」コースの教授に就任。現在カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校名誉教授
上村忠男[ウエムラタダオ]
1941年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門は学問論・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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