出版社内容情報
三田誠広[ミタマサヒロ]
内容説明
煩悩具足の凡夫・悪人に極楽往生を約束した日本仏教の革命児!書き下ろし長編歴史小説。
著者等紹介
三田誠広[ミタマサヒロ]
1947年、大阪生まれ。早稲田大学文学部卒業。77年『僕って何』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかんべ
6
しんどかった。調べたことをみんな書かないでほしい。2016/08/29
あいべきん
3
偉いお坊さんシリーズのラスト。しかもこちらも、数年前に読みかけて初歩の初歩で断念してたやつです。今でもこんなに苦労したのに、そりゃあ以前の私が読めるはずがない。これだけ功徳を積んだんだし、もう半分ぐらい菩薩ってんじゃねーかな←何も分かってねぇな、コイツw2023/03/27
あきこ
1
今まで読んだ親鸞のなかでは読み進めることが難しい一冊だった。親鸞の一生を辿りながら思想の変遷も細かく書かれており、おまけに歴史的な背景、鎌倉幕府や朝廷の政争や宗教間の争いが書き込まれていく。それら一つ一つが親鸞の心に影響を及ぼすのであるから読み飛ばすこともならず、コツコツと捉えていくのみだ。その最後子息の善鸞との確執、気持ちのすれ違いは本書によってよく理解できたように思う。人々に救いの道を授け続けた親鸞であるが、その晩年はどのような気持ちになっていたのだろうか。さらに追及したくなってきた。2017/01/14
gontoshi
0
なかなか良い本です。 年代を並べただけの伝記でなく、 その人の思想の変遷に視点を置いているのが 良いですね。2018/06/13