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内容説明
日本を代表する「思考の達人」“Meisterdenker”たちは如何にして、明治維新以降、輸入品ではない、日本固有の思考法・方法論を創りだしたのか?続々重版の大好評、入門講義シリーズ。日本に学問としての「哲学」を定着させるうえで決定的な役割を果たした西田幾多郎『善の研究』と日本的な「倫理学」の方法論を開拓したとされる和辻哲郎『人間の学としての倫理学』を熟読し、日本人の深層に在る思想を探る。
目次
第1回 日本哲学とは!?―西田幾多郎『善の研究』第一編「純粋経験」
第2回 「実在」の考究―西田幾多郎『善の研究』第二編「実在」
第3回 「善」の考究―西田幾多郎『善の研究』第三編「善」
第4回 「倫理」の考究―和辻哲郎『人間の学としての倫理学』第一章前半
第5回 「人倫」と「間柄」の考究―和辻哲郎『人間の学としての倫理学』第一章後半
第6回 日本独自の倫理学の考究―和辻哲郎『人間の学としての倫理学』第二章
著者等紹介
仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かりやすく読み解くことで定評がある。また、近年は、ベンヤミンを題材とした『純粋言語を巡る物語―バベルの塔1』(あごうさとし作・演出)などで、ドラマトゥルクを担当。演劇などを通じて精力的に思想を紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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